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ちはるのファーストコンタクト(2019年)

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2019年に書かれた(書かれる)「ちはるのファーストコンタクト」のすべての記事が読めます。300本以上あります。月額購読するよりも割安になっています。
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#インストラクショナルデザイン

【経験と感じ】札幌医科大学にてFDワークショップ:医学系授業の独特の悩み

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 札幌医科大学にてFDワークショップ「大学にとっての破壊的イノベーションとは何か」を実施してきました。参加者は30人くらいでした。いつものグループワークスタイルですけれども、時間も限られていたので、話が長めになりました。それでも、途中でクリッカーによるアンケートや質問などのやりとりをして、多少インタラクティブになりました。参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

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【本】森田晃子『ビジネスインストラクショナルデザイン』:ビジネスに即した研修設計

木曜日はお勧めの本を紹介しています。 今回は、森田晃子『ビジネスインストラクショナルデザイン』(中央経済社, 2019)を取り上げます。 ■要約ビジネスインストラクショナルデザイン(BID)とはビジネスに即した研修設計の方法である。この本ではBID TREEというフレームワークを使って研修設計をすることを勧める。研修における学習成果だけでなく、現場での行動変容、会社にとってのリターンまでを視野に入れている。

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【学びの場】02 効果的なレッスンはどう作られているか

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらく「学びの場とその設計」という話題で書いています。 10年以上にわたってテニスのレッスン生としてレッスンを受けてみて得られた結論はこのようなものでした。コーチそれぞれの個性はあるにしても、それは決定的な要因ではなく、味付けにすぎない。決定的な要因は、レッスン生にたくさん汗をかかせるようにしているかどうかだ。さらに言えば、それを飽きさせないように、面白くしているかというかということだ。 テニスがうまくなるかどう

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【質問】小学校の問題解決学習をどう思いますか

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問やメッセージは「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 今回は、ひとつ質問が届いています。 [Q1] 教える技術から考えて、小学校等で行われている問題解決学習ってどう思われますか?質問者がどのようなイメージで「問題解決学習」をとらえているのかわからないけれども、一般的に言えば、解決すべき問題を提示して授業をスタートするのはよい方法です。メリルのインストラクショナルデザインの第一原

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【本】稲垣忠編著『教育の方法と技術 主体的・対話的で深い学びをつくるインストラクショナルデザイン』:教職を目指す学生だけでなくすべての現職教員にお勧め

木曜日はお勧めの本を紹介しています。 今回は、稲垣忠編著『教育の方法と技術 主体的・対話的で深い学びをつくるインストラクショナルデザイン』(北大路書房, 2019)を取り上げます。 ■要約授業をつくるということをインストラクショナルデザインの枠組みと理論で具体的に解説している。教職を目指している学生だけでなく、インストラクショナルデザインという言葉をよく知らないすべての現職教員にお勧めする。自分の授業をインストラクショナルデザインの視点で見直すことによって、効果の高い、着

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【経験と感じ】熊本大学の鈴木克明先生との対談セミナー「インストラクショナルデザインとラーニングテクノロジー」

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 日本イーラーニングコンソーシアムの主催で「New Year Meeting 2019」で登壇しました。熊本大学の鈴木克明先生との対談セミナーを「インストラクショナルデザインとラーニングテクノロジー」というテーマで実施しました。 2人が15分ずつの短いプレゼンをしたあとは、参加者からの質問を受けて自由に話をするというスタイルでした。とても楽しく話ができました。 仲が良さそうですね。実際、私は克明さんにいつでも恩義を感じ

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【本】杉浦真由美『ナースのための教える技術』:ナースによるナースのための教え方

木曜日はお勧めの本を紹介しています。 今回は、杉浦真由美『ナースのための教える技術』(メディカ出版, 2019)を取り上げます。 ■要約教えることは決して難しくない。誰でも「教え上手」になることができる。インストラクショナルデザインの原則を看護現場の具体的な事例を使って無理なく学ぶことのできる本。 ■ポイントこの本は私のゼミで博士号を取得した杉浦真由美さん(札幌医科大学)の最初の本です。杉浦さんはすでに雑誌で連載記事を書いていましたし、同じ出版社が提供しているキャンディ

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