こぎつね書店

こんにちは。こぎつね書店と申します。 主に、書籍をもとに得た知見を記事にしています。ジ…

こぎつね書店

こんにちは。こぎつね書店と申します。 主に、書籍をもとに得た知見を記事にしています。ジャンルはさまざまですが、後々絞っていきます。 アドラー心理学を学び、主要な考え方である「課題の分離」「共同体感覚」についてお話をしています。

マガジン

  • 40代男性のアタマの中

    いったい何を考えているの?そんなあなたのお悩みに答えます。

  • 婚活であった怖い話

    実話です。

最近の記事

総合スーパーからの脱却

2024.4.30.日経新聞より 7iホールディングスのイトーヨーカドー切り離しが始まろうとしている。 前回の記事でも述べたが、小売の輪によって、町商店街から、百貨店、スーパー、総合スーパーへと業態を変えていった。今は、コンビニが幅を利かせている。 7iは、コンビニ、金融、レストラン、百貨店など様々な業態を傘下に置いていた。 「そごう」「西武」の売却は記憶に新しいが、創業家の売却には二の足を踏んでいた。創業鈴木敏文氏なきあとも、創業の力が強かったのだろう。 しかし、セブン

    • 西武の閉店前、夏休みをどう使うか?

      2024.4.27 「成瀬は天下を撮りにいく」本屋さんがお薦めする書籍として、最近巷を賑わしている。主人公の「やりたいことをする」姿に周りの人間がどんどん惹きつけられていく。 「西部大津店」の閉店が8月いっぱいとなり、成瀬は閉店の日まで、夏休みの間、毎日西武大津店に通うことを決めた。実は、毎日テレビで閉店前の様子をテレビ中継している、これに映り込むことが目的だ。 初日、西武のユニフォームをきた成瀬は、ちゃっかり、テレビ中継に映り込む。友達も巻き込みながら、西部女子としてS

      • 米国実質GDP鈍化

        2024.4.26日経新聞より 2024年第一四半期の米国実質GDPが2%目標に届くことなく1.6%となった。 2023年第四四半期の3.4%と比較して、見劣りしてしまう。 ※外為どっとコムより 米国の金利は、年末からピクリとも動いていない。 パウエル議長の「下げるよ」「下げるよ」という前振りに、市場は反応しています。実際の利下げがなかなか実施されず、インフレ退治が完了していない状態で、GDPの鈍化は、「でしょうね」といったところか。 もしとら→ほぼとらとなり、大統領就

        • 働き方の多様化

          さまざまな働き方が増えている。 Timeeの活用は、毎日いろいろな職種でなされている。 隙間時間を使って、収入を増やすことができるのは、労働者としても、使用者としてもありがたい。労働者は、自分の身分をほとんど知らされることなく、収入を得ることができ、使用者は、労働者の労務管理にほとんど関わることなく、やってほしいことだけ、頼むことができる。 「タイミーさん」と呼ばれているシーンを見たことがある。 少なくとも「●●さん」と呼んでもらいたいものだが、本人たちはどう感じているのだ

        総合スーパーからの脱却

        マガジン

        • 40代男性のアタマの中
          3本
          ¥500
        • 婚活であった怖い話
          0本
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        記事

          放射能の影響をDNAから分析

          静岡新聞2023年3月31日からのお話です。 兼子信吾さん 現代の社会環境、人の生活している街の中で、放射能が、どんな影響を及ぼすか?それが如何ほどかという研究は、精密に作り上げた実験環境でも、さぞ難しいのではないかと思う。 放射能に晒された自然環境は、どうなるのか?安全なのか?兼子さんの研究はここにフォーカスしている。 放射能の影響に関する論文の多くが引用したものばかりだったのは、研究できる環境が存在しなかったからではないかと思う。 兼子さん自ら、誰もしていないなら、自

          放射能の影響をDNAから分析

          がん光免疫療法の話2

          静岡新聞2024年3月24日㈰からのお話です。 前回の続きです。 小林さんの研究が評価され、東京大学から、教授のオファーが来たそうです。 90億円の予算がつきました。 しかし、当時政権与党の民主党政権で事業仕分けの対象となり、予算は白紙となったそうです。 予算がつかず、研究ができないなら、教授につく意味がないと、小林さんはオファーを断ります。 その後、楽天の三木谷さんが、ご自身の父親の膵臓がんを治療するすべを探しており、小林さんの研究に興味を持ちます。 そして、資

          がん光免疫療法の話2

          がん光免疫療法の話

          静岡新聞2024年3月17日からのお話です。 アメリカ国立衛生研究所の小林久隆さんは、がん細胞を発光させる色素についての研究をしていました。 がん細胞だけが光色素を導入することができれば、きれいにそこだけ切除することができるという仕組みです。 確かに、がん細胞だけを光らせられれば、そこだけ切除が容易になります。余分なところを切り落としたり、がん細胞が残ってしまうことがないわけです。 今までこういう研究があることを知りませんでした。 PET検査というものがあります。 がん細胞

          がん光免疫療法の話

          静岡新聞2024/3/17日曜日

          静岡新聞2024/3/17日曜日

          ダイバーシティとは?

          多様性 いろんな個性があって良い 女性も、男性も良いし、 親でも子でもよく、 経験なくても、あっても、 何歳でもよい。 神を信じたり、政治に興味なくても、大丈夫。 インクルーション=受け入れる ダイバーシティ、インクルーション 多様性を受け入れるということです。 では、なぜダイバーシティインクルーションが必要なのか? そんな話をします。これは一部です。 そう言ってられない日本。 少子化と、労働力不足 今、子育て支援を政府が話をしていますね。 子供が増えなければ、働き

          ダイバーシティとは?

          金、健康、家族

          よく言う話だが、金、健康、家族は、密接に関係している。 お金は問題ではない!という人がいる。 だが、お金は、問題だ。非常に。 例えば、お金がなくても幸せな生活はできるかもしれない。でも、選択肢があまりに狭くならないだろうか?何年も古い機種のスマホを使っていたり、おいしいお店で食事ができなくても、自炊するからよいと思うかもしれない。 スマホの性能が、2倍にも3倍にもなっているのなら、その人の処理速度は、他の人の半分、三分の一なのだ。 自炊しても、その味を味わったり、人に話す

          金、健康、家族

          自己肯定感を高める?

          上岡龍太郎さんが、亡くなられました。 好きな芸能人だったので、引退されたときは、とてもショックでした。パペポTVの鶴瓶さんとのやりとりも、最高でした。上岡さんが生前話されていたことで、いつも思い浮かべることがあります。 僕は、自分が大好きです。 なんでかというと、こんな、人間を好きになってくれる人なんて、この世にいないからです。 自分くらい、自分を大好きでいたいと思ってるんです。 正確ではないかもしれませんが、そんな内容でした。この話から、自分を好きになってくれる人なんて

          自己肯定感を高める?

          HSP関わり方

          自分は繊細であるというヒトが増えてきた。 だから、大切に扱えというのだ。 こういうものいいは、怒られるかもしれないが。 もちろん、繊細で、敏感な方はいるのだと思う。ゆえに、その感じ方に対しては、そうでないヒトは、意図するしないにかかわらず、わからないのだ。 同じようなことは、パワハラやセクハラにも言えるのかもしれない。やった本人が、気づいていないところでパワハラ、セクハラと言われてしまうのだ。 線引が難しい以上、本人の感じ方に頼るしかないのだろうか?それでは、する方も、

          横道それ子の話⑥

          主治医は鼻で笑った。 それ子が、ようやく気づいたことは、主治医にはお見通しだったのだ。 横道さん、あなた変わらなきゃって思ってたでしょ? はい。もっと、強くならなきゃって。 負けちゃだめって。 そうだよね。 この主治医は、それ子が気づくのを待っていたのだ。 そのままで、十分だということを。 それに、気付けるかどうかは、それ子次第。それ子が、気づくことは、なかったかもしれない。 あなたが、いることで、沢山の人が、感謝してるんだよ。よいことも、わるいことも、全て含めて

          横道それ子の話⑥

          横道それ子の話⑤

          それ子はいつも通りの生活を続けていた。 朝起きて、朝食をとり、散歩して、昼食をとり、映画見て、夕食をとり、風呂に入って寝る。 それぞれの感情は、10段階中、ゼロであった。 ワクワク感、ドキドキ感、生きている感じがしなかった。 普通に生活していることに、ありがたみが感じられていなかったのだ。 それ子は腐っていた。 生きている意味って何だろう。それ子は初めて自問自答した。 うつ病の患者さんで、死にたいとか、いなくなりたいとか、はここに通じてくるのだろうか?それ子はそう感じ

          横道それ子の話⑤

          横道それ子の話④

          それ子は自由だ。 なんの制約もない自由。 何をやっても大丈夫。そう彼女は信じていた。 お金も、時間も、自由。 ただ、それと同時に、さまざまなものを、少しづつ、自分で気付かないうちに 失っていっていたのだった。 知り合いからの連絡が来なくなっていたのには、薄々気づいていた。 うつ病の私を気遣って、1人の時間を楽しませてくれるのだろう。 それ子は物の見事に勘違いをしていた。 なんたるプラス思考。 それ子の鬱症状は、少しづつ良くなっていた。 職場から離れ、仕事のことを考えなく

          横道それ子の話④

          横道それ子の話③

          少なからず、それ子は迷惑をかけていたのだろう。 献身的に接してれる友人に対しても、いつものような対応ができなくなっていた。 それ子の中で自分は、うつ病になっているのだから、大切に扱われて当然とういう気持ちがあったのだと思う。 だからこそ、無制限な自由は他人との関係をダメにすることがある。 病気の人に、席を譲ったり、妊婦さんの荷物を持ってあげるとか、ごくごく当たり前のことが、できなくなってきた。それ子は気の利く女性だった。 毎日遊び呆けている。趣味となったのは、溜まってい

          横道それ子の話③