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片付太郎と汚部屋乱子のお片づけレッスン①

1ものが多いから

長浜のり子先生の「片付太郎と汚部屋乱子のお片づけレッスン」を拝読しました。世のお片付け苦手の皆さん、なぜ片付けるのが難しいのでしょうか?片付けても散らかってしまう原因はなぜでしょうか?

1ものが多いから
2戻す場所が決まっていないから

ものが多いことは豊かなことではありません。一つ一つの物には、経緯が存在します。人にもらった、大好きで買った、必要に迫らせれ購入、そんな経緯、いわばメモリーがものには存在します。このメモリーは非常に厄介で、物を整理する際に邪魔をしてきます。

どうゆうことか。人にもらったものって捨てにくいですよね。大好きだったものも捨てられないですよね。必要に迫らせた物。また必要になるような気がしますよね。こうやって、人間の判断力を奪います。
物を所有することでの安心感は、計り知れませんが、必要ないもの(今は)は、目にするたびに脳の反応をもたらします。「ああ、あったな」「今度整理しよ」「誰かにあげよう」そのものを見るたびにそう感じるのです。

そしてその度に、今に集中することができません。結果として疲れてしまうのです。

片づけ整理と聞いて、すぐ物を捨ててしまうことでしょ?と考える人もいるかもしれません。
そうではなく、そもそも買いすぎなのです。
100円だから、安いから、すぐ使うからと購入したものが、何年も使われずにいるということは多くあります。
使う日はいつかくると言いますが、はっきりいって、来ません。

100均で買えるものは、おそらく、いつでも100均で買えるのです。必要な時に買えばいいのです。

さて、話は戻ります。

こう考えると、捨てることに罪悪感があるという方がいます。ですが、自分がそのものになったと考えてください。意気揚々と購入してもらったのに、押し入れにしまわれて、忘れ去られ、何年もそこで過ごすかもしれません。

そうであるならば、リサイクルされて、他のユーザーに使ってもらったり、再加工されて生まれ変わりたくありませんか?

物の気持になれば、そのまましまわれておくことほど残念なことはないのです。

さらに、見つけられず、新しい物を買われることもあります。出番を完全に失うのです。本当にやりきれませんね。

今では、メルカリで販売したり、再利用してもらえる機会は増えています。ブックオフ、セカンドストリートしかり。もちろん買い叩かれるかもしれませんが、いいではありませんか。モノが新しいモノ生(人生)を始められるのですから。

本書では、まず、引き出しの中のものを全部出すところから始まります。
ボールペン、ハサミ、ホチキス、のりなどなど、私自身、引き出しから、カッターが3本見つかった時には自分でも驚きました。

ボールペンも、5本もいるでしょうか?予備で2本としても3本あれば良い気がします。なくなったら、買えば良いのです。

まずは、多いものを減らす視点から、初めてみましょう。


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