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「AAオフSP7」参加レポート

お久しぶりです、からばこです。
本日は東京・浜松町で開催された「AAオフSP7」に参加してきました。いつものようにオフ会レポートは当日中に書きましょう。

あの「城下町デュエル」のオフ会

前回参加の「フルでデュエル!オフ」から1か月ほどがたった頃、「AAオフSP7」の参加募集が始まったことを知りました。
私がカジュアル遊戯王にハマった最も大きなきっかけである「城下町デュエル」のふたござさん主催の超有名オフ会。なんと定員700人という過去最大クラスの規模に、これはもう行くしかないと、気合いを入れて申し込みました。
ただ、6月はウィクロスの10周年記念書籍の執筆・編集に追われていたこともあって、その作業が終わってからのデッキ構築となります。対戦の機会も少ないので、もっぱら壁打ちが基本でした。

(公式書籍のライターをやっていました。ぜひお手に取ってください)

とはいえAAオフはカジュアル遊戯王の総本山のひとつ。忙しかろうがなんだろうが、ぶっちゃけ憧れのオフ会ですから、デッキ構築にも気合いが入ります。愛用機のメンテナンスや完全新作、ネタなどなど、約2年ほどのカジュアル暮らしの集大成的な気持ちで臨みます。
また、700人規模となるとデッキパワーも結構高くなるだろうと想定しました。最近の12期パワーで、カジュアル環境でもデッキパワーは上がっている傾向にあるため、「召喚!妨害!?エンド!負け!」とならないよう、手数は多め&採用する基盤はなるべく12期、という心づもりで構築を進めることに。まあ吉と出るか凶と出るかはお楽しみ、ということで……。

今回はウィクロスの大型大会の直前でもないし、書かなければいけない原稿もないので、直前で敗北を重ねることはありませんでした。やったぜ。
でも電車が遅れて遅刻寸前。どうしてくれんの。

使ったデッキ

3つ持っていきました。

ダーク・ネクロフィアビート

デッキ名はいらない

いつもの《ダーク・ネクロフィア》デッキ。小学生の頃から変わらぬフェイバリット。時代に合わせてチューニングしています。

《ウィジャ盤》要素を完全に切って、《死霊公爵》を基盤にした融合軸に寄せました。《デスガイド》召喚から《魔犬オクトロス》などで《死霊公爵》を融合召喚し、その効果で2枚目の《デスガイド》を出すが最高ですです。《幻爪の王ガゼル》《地縛囚人グランド・キーパー》などで召喚権が渋滞してましたが、その問題を難なく解決してくれました。公爵がすごい。

エクストラデッキはシェイプアップ。《シェリダン》《ウォロー》らランク6基盤はそのままに、新規に取り入れたのが《暗黒界の混沌王 カラレス》です。《刻まれし魔の大聖棺》で《破壊神 ヴァサーゴ》を《暗黒界の魔神 レイン》にして、墓地の悪魔を一気にデッキに戻します。バカ火力打点とリソース復活の奥の手。結構強いです。

かなり手に馴染んできたので引き続き調整。
幻想魔族要素は少し減らしたいです。悪魔族、何入れようかな。

sophia8.1

【PUNK粛清デモンスミスホルス】

いつもの《創星神 sophia》デッキ。今回で8代目です。
12期カードパワーマシマシで構築しました。儀式基盤にあろうことか【粛声】を採用しています。強すぎたので要パワー調整。

sophiaのサーチ方法は過去の記事の《魂の造形家》《アサルト・シンクロン》そのままですが、今回は足回りを超強化。序盤のバトルは昨今の高パワーに耐えうるよう【粛声】に頼り、その間に【デモンスミス】で《ベアトリーチェ》を作り、上記の《造形家》《アサルト・シンクロン》を墓地に揃えます。《造形家》の除外は《光子竜の聖騎士》《光子竜降臨》で行います。

ランク8ギミックとして【ギミック・パペット】【ホルス】を採用。
《ファナティクス・マキナ》の蘇生効果で墓地の儀式やシンクロ、融合などを出力して降臨のための4種類を揃えるほか、《イムセティ》が《コロゾ》の魔法使い族だったりします。細かなところが色々噛み合っていて良いです。

カードパワーは申し分なく、特に《粛声なる守護者ローガーディアン》の火力と制圧力が半端ないため、高パワーなデッキと組み合っても戦えました。
ただ、やはり《粛声なる結界》のガチガチ耐性や4100打点がオーバーパワー過ぎたので、ただの粛声になっていたのは猛省です。

不死鳥を3体並べるデッキ

3体並べたらバズるってマ?

前回も使った【ラーの翼神竜】をアレンジ。デモンスミスギミックはもちろん、《混沌なる魅惑の女王》を新たに取り入れました。

《エクサビートル》のみで行っていた《ラー》装備&墓地落としで《不死鳥》を出すギミックを、素引き頼りとはいえメインデッキのみで行えるようになりました。《混沌なる魅惑の女王》をリンク素材にする過程で《不死鳥》が1体多く出せるため、《不死鳥》3体が非常に現実的になっています。というか2体なら朝飯前です。

なのでこういう絵面になりがち。

ええ加減にせえよ

放送事故もデッキの事故もまあまあ起こりますが、お気に入りのデッキです。ものすごいスピードでラーがデッキから消えていくので、《幻魔帝トリロジーク》やラーの3枚目の採用も現実味を帯びてきました。その前に《ベアトリーチェ》が禁止になりそう……。

対戦レポート

今回は6人と対戦。皆様ありがとうございました。
印象深いバトルをピックアップ。

再戦!その1

圧巻の規模に気圧されているところに、前回のフルオフで対戦したイロウさんを発見。「あ!知っている方!」と内心ホッとした勢いでデュエルを申し込みました。

先方のデッキはリバースモンスター軸のデッキ。こちらはネクロフィアビート。リバースモンスターにはこの御方が刺さります。

数々の聖なる魔術師を食い尽くしてきた

悪魔族が戦闘破壊したモンスターの効果を無効化する冥界の魔王。もっと言えば「戦闘破壊が確定したモンスターの効果を無効化」なので、リバースモンスターを封じられるわけです。これが刺さる刺さる。ただ、《天獄の王》などで守りは固く、ペースを握るも攻めあぐねていたら、いきなり《ロキ》《トール》が降ってきてさあ大変。

とはいえこちらは《ダーク・ネクロフィア》などの準備も済ませ、最終的には2柱の攻めをしのぎ、《トール》のコントロールを奪ってフィニッシュ。
今回は素引きでしたが、《ハ・デス》がしっかり活躍してうれしい限りでした。

デッキを変えてサイバース軸VSラー。
先程のセンシティブ写真が撮れました。いいのかこれ?

バーンがチラつくのよ

2戦目はにごやおさん。動画チャンネル「ぐいぐいデュエルベース」を運営されている方でした。同じ名札をつけている方を会場で見かけましたね。

こちらはラー。向こうはレッドアイズ系のデッキ。色々なレッドアイズが入っており、内心「城之内VSマリクならアツいんだけどこれGXの吹雪だよなあ」と思って展開を眺めていたら……。

課税ドラゴン

案の定登場フレアメタル。こちらの展開を抑制させるうえ、更に《不死鳥》の除去に1000ライフを払うので、動きづらいったらこの上ない。
とはいえライフを払いつつ《不死鳥》を展開してフレアメタルを処理し、さてさてどうしたものかと身構えていると「あ、引いた」とリアクション。一体何が……。

無効&バーン&3400打点!

グスタフマックスが焼かれて負け。最近のレッドアイズは強いのね……。

再戦!その2

3戦目は田中さん。随分前にヌメロドスで対戦して以来の再会ということで、久しぶりのデュエル。
向こうは電脳界でデッキを整え、《超重天神マスラ-O》を守備表示で出し、魔法罠を伏せて手札0枚でエンド。こちらの魔法罠の発動に対してドローする想定ですが、《粛声ロー》の4100がドローを封じて吹き飛ばす立ち上がり。リソースの出鼻をくじいたところで、《デビルマゼラ》関連カードが見えていたこともあり、一気に《sophia》に行き着き勝利。
降臨の際「やっぱり!」というリアクションをいただきました。以前と変わらずsophia研究部をやっております。

2戦目はデッキ変更。こちらはラー、あちらはピュアリィなどでボードコントロールをしていくタイプのデッキ。ピュアリィのエクシーズ体にためた記憶をゴブリンライダーで消費していくコンセプトのようです。
ラーで攻めるも《燃え竹光》でメインフェイズがスキップされる基盤が成立。であればと《刻まれし魔ラクリモーサ》《グスタフマックス》で削る作戦に変更したところ、カジュアルおなじみこのカードが登場。

フラグ

こちらの場は7枚。まあ当たらないでしょうとお互いに、薄くなったデッキを見ていく。……5、6、7、せーの。

はい

34000バーン。「そんなことある!?」と爆笑しました。
こうした再会もオフ会の醍醐味でしょうか。また対戦したいものです。

そうせい対決

4戦目を経て、5戦目はさうすぽーさん。
こちらはsophia、向こうは《サイバネット・ストーム》を軸にしたサイバースガチャデッキ。《ワンチャン!?》などのバーンで自傷し、ストームアクセスでデカブツを出していくデッキのようです。普通にシンギュラとか降ってきて焦りました。しかもクオシク。

ストームアクセスの時にうちわで風を起こしたりした

そして対戦が進むに連れ、とあるカードが垣間見え……。

うっそだろ

当然こちらもsophiaで迎え撃つことに。
善戦していましたが、私のプレイミスでsophia降臨はならず。非常に悔やまれるデュエルでした。すまねえ……。腕を上げます……。

感想とか色々

3度目のオフ会でした。700人という熱量に、最初は完全に気圧されてしましたが、次々対戦できる最高の環境でした。慣れてきたらその熱量が背中を押してくれて、あっという間の1日でした。

700人ってすごいですね。個人主催ですよね?ね?
カードラボさん&BIG MAGICさんが物販を出していて、「あー物販もあるのねえ」と流していましたけど、冷静に個人主催のオフ会に企業が物販出すってどういうこと?本当にすごいですわ。

しかも会場の都立産業貿易センターって、ウィクロスが4月に10周年イベントを開催した場所です。公式と同じ規模で個人がやるって、いやはや本当に、とんでもないオフ会だったんですね……。
「AAオフ『SP』」なので、通常はもうちょっと小規模……、といっても300人とか400人らしいのですけれど、とにかくその熱量と人数、情熱に圧倒される1日でした。

会場にいた知り合いの方が「これ全員カジュアル遊戯王でしょ?未来は安泰だ!」と喜んでいたのが印象的でした。遊戯王という大きなタイトルといはいえ、ひとつの遊び方にこれだけの方がいるというのは、確かにすごいことですね。
私は片隅でふるふる震えるばかりではありましたが、対戦も散歩も物販も楽しめました。とにかく参加してよかったですし、これからも居場所のひとつとして、色々なデッキを作って遊んでいきたいです。

惜しむらくはメンバーの方と対戦やお話しする機会が無かったことですが、対戦卓の長蛇の列たるや。またの機会の楽しみとしておきます。多分緊張でわたわたするので、外から眺めているくらいがちょうどいいかな?
主催の皆様、対戦したりお話ししてくださった皆様、誠にありがとうございました。次回も参加しますので、良きデッキを作っておきます。

ではまた次回の更新で。そろそろsophiaレポートまとめます。

城下町はハースネタも豊富なのでエドウィンプレマでした。ご挨拶仕る!

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