毒毒毒毒 毒々しい #連れ去り毒

連れ去り毒のリアルをつづっている

裁判所での対応、赤裸々に人目にさらされるプライベートな記録、出口が見えないラビリンスに迷い込んでいく

何よりも毒々しいのは子どもへの影響だ

事件を扱っていくと、子どもへ働きかけがある場合がある

幼いひらがなだらけの文字で、弁護士宛の手紙が書かれているものなど、不自然の極みである

運よく、賢いお子さんは、両親に言うことを使いわけながら、信頼した調査官に繰り返し思いを伝えることができた例や、お子さんを思って両親が譲歩した解決を選んだもの、お子さん自身が行動できたものなど、よい例もある一方で、心を壊されていくケースも知る

無表情で会話も乏しくなる

父母の対立という現象を察して、委縮してしまうことが実際にある

子どもといっても年齢に幅があるが、幼ければいいとも限らない

幼いときは、まず、親を知ること自体を奪われてしまう

親子なのに他人のように過ごしてしまうことがある

国際結婚で、言語も文化も異なるときは、もっと痛ましい

親子なのに、共通言語を失ってしまっては、会話すらできなくなる

親の文化を知り、継承することも、ルーツをする手段だろうに、機会が奪われていく

ことばを話すようになって、ある程度の分別がわかるが、気持ちを正しく伝えるには未熟なのが未成年だ 大人だって、自分の気持ちをわかることは難しかったりする まして、他人に伝えられるか、わかってもらえるかは、またハードルがある

学齢期、思春期の子どもたちが背負うものを見るのも痛ましい

父か母かを、まるで選ぶことを強いるような裁判所の手続きに巻き込まれ、本心を出さなくなる

自分でも本心が何なのか、わからないほどに殻にこもってしまっては、自身を傷つけていることになっていくように見える

同居している親にも抵抗していく

境遇に、納得していない、しかし、どうしたいかという解決策も諦めていること

こうした子どもたちが背負う傷は、一見、順調に学校に通い、友人と楽しく過ごしているようだとしても、人生に影響するのではないか、懸念が尽きない

最悪、不登校や引きこもりといった現象も稀ではなくなっている

このご時世で、学校に皆勤賞であればよいとは限らないが、不登校は、何かにつまづいているサインだったりもする

これらのことは、両親の別れを経験するとき一般に起こり得るリスクでもあるが、まして、連れ去りとなって、慣れ親しんだ学校や友人といった環境を、激変させられることになったとしたら、子どもへの負担を侮ることはできないだろう

最終的に離婚が成立する場合であっても、はたして、無傷といえるとは限らない

どうしてもそうせざるを得ないことがある場合を非難しない

ただ、他の選択肢を検討する余地があったのであれば、ぜひ、吟味し、慎重であった方がいい

やむを得ない事情がある場合にしても、子どもへの負担を避けることが難しいからだ

知ることによって、他の選択肢があり、子どもへの負担を軽減できるものがあれば、親として努力したり、協力していくことを実行できる場合がある

大切なのは、最終的な影響をも想像した上で、冷静に選択していくことなのである

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