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秋だね!今は、新規受任停止中だけど、来秋からは、戦略的に取り組んでいきたいこと「親権者変更事件⇒父母双方親権」⇒共同養育共同監護の浸透へ

無事に松本から帰ってきて、連休続きからの普通の週末だったはずが、思いのほか忙しく、気づけば9月最終日!

明日からは10月ってことは、愛のチャイムが早くなって、ひとり帰りする時間も早くなってしまうー

おむすびは見たよ

ものすごい忙しさがあるけど、地獄なんてものではないね

弁護士の仕事でやりがいあるという言い方をすると、そこに理不尽に直面している依頼者がいるわけで、簡単にいうもんではないかもしれないけど、ホント、やるぞ!!ってなったりする

なので、とてもじゃないけど、今は手持ちでいっぱいなので、新規の受付ができない

でも、新規の方がここでの発信を知っているとは限らない、から問い合わせも続くし、人を介すこともある

そういう中で、これまでのことで気づいたことがある

第1紹介制度はない

1.「紹介」が保証するとは限らないこと

 これはお互いにとってミスマッチが起きる危険があるのだとわかってきた

 「紹介」してくれる人というのは、その人の案件などで割とうまく展開して、比較的満足もあるから、紹介してくれるというのが自然な現象だろう

 仕事が仕事を呼ぶのはいいのだけど、この分野、「連れ去られました」という点では共通することがあっても、状況があまりにも多様すぎてしまう

 「紹介者」にとってたまたまうまくいったことが、万人受けするとも限らないのだけど、それでも、どうしても期待してしまうのだろう

2.紹介者自身のスペックの高さ

 紹介者だって辛い経験をしてきて、まだ道半ばということもあるかもしれないけど、メンタルをトトノエ、心身の健康をキープし、その上で、何か突破口がないか勉強熱心に取り組み、元々の親子関係を良好に維持していたり、そうではなくても、修練の果てに寛容に努めることで、何かの成果を得ていたりして

 そこの部分を全てトレースしてくれた上での「紹介」であることが理想だけど、なかなかそうはいかないこともある

 お互いに、エラーを招くから、紹介は意味がないものと思うことにした

3.「紹介者」ではなく「メンター」に

そういう仕組みが確立していくと、ひょっとしたら、よい成果を期待できる可能性がある

お繋ぎしておしまいというわけにはいかないことになる

第2共同親権共同監護共同養育の普及のために

1.前提としての紛争解決と揉めない関係性に関する基本的知識

 繰り返しいろいろなところでいうことにしているこれ
 この基本的知識の理解は、依頼(相談であっても)の大前提になっていく
 それ以前にメンタルに難ありであれば、まずはメンタルケアが最優先になっていく
 それは、もう医療とかの世界だから、法律相談の前とか並行してやるっきゃない
 ここを混同して、まるでメンタルケアのための法律相談になってしまう内は、結果に貢献することはないと言い切っていいのだと思う

 とはいえ、依頼後には要はそういう観点でのサポートもあるけどね

 弁護士を選べばそれで済むことにはならない厳しい世界である

 民法改正により、攻略術が広がったところはあるだろうけど、それでも、だ
 まだまだプレイヤーの健康やら特性やら、闘い抜くために必要な要素のいくつかに依存するところがある

 重要なのは、その上で、相手方次第というのはだいぶ先ということである

 究極的には、相手がとんでもないモンスターすぎるようなこともあるかもしれないけど、それ以前に冒険の始まり、まずは、基本装備を集めて、レベ上げプレイは必須ということになる

2.基本の習得と実践

 ハッキリ言って、ある日突然連れ去られた状態で相手代理人からの受任 通知を受け取って、家裁通いを余儀なくさせられるまでの急展開の間に、のんびりとメンタル整えて、基本知識を身に付けて、っていうことができるような状況ではないのが現実である

 そうなる前に予防的な段階から基本を学んでおくことは役に立つかもしれないけど、もう、これだけ情報があふれているのに、人はなかなか自分ごととして目の前に起きない限りは関心さえ持たない

 けっこう私は残酷で、辛いだろうけど、知ろうともしないで、勝手に理想的なものとして誤解しながら結婚して子どもを持ったところに責任もあるよね、と思ってしまう

 なんの約束もない単独親権制で、何を都合よく信じたら、楽観できるのか正直わからない

 家族法を読んでみた20歳の私は、すっかり絶望を覚えて、その後少しずつ法改正はあれど、あんまり変わっていないと思う

 かといって、知ったところで予防しきれるわけでもないだろうけども

 チャンスは、すでに当事者になってある程度進んだ方にこそあって、仕切り直していく意味が待っていると信じている

3.戦況をみる

 共同養育なんて、誰にでもできるものになるべきだけど、とはいえ、そうは一筋縄ではいかない

 ニニンガシとできればいいけど、そんなもんじゃない

 まずは戦況を知り、体力(経済力)も見極める

 婚費地獄に耐えうるだけであれば、やれることが広がっていく
 地獄かどうかは相手の収入状況を踏まえて自分の稼働状況が鍵であり、これをコントロールできるかどうかでも闘い方が変わっていく

 紛争の解決進度も重要になっていくし、揉めない関係性のためのコミュニケーション術やメンタルケア具合も影響がある

 そうした戦況を踏まえて、いくつか取り得る戦術を駆使して攻略していくための戦略を練ることになっていく

 これができるのも、一旦ひととおり解決した状況ならではになっていく

第3新民法施行前に親権者変更申立の準備を

1.2026年までに新民法施行

 まだ具体的な施行日が定まっていないけど、改正法成立公布から2年以内という期限まで着々と近づいている
 施行前の親にも適用があって、親権者変更手続により双方親権となって共同親権行使ができる余地がある
 その法律知識をしっかり理解の上、実践していく準備期間を大いに活用していくのが今だと思う

2.実践力を鍛える

 会えていない人はまず会っていくこと、交流の実績を重ねることは意味がある
 お子さんの年齢や状況へ配慮することも大切なので、これも、そう簡単には済まないのだけど、数字に捉われがちな罠もあったりする

 どんな関係性の親子になっていくか

 会えない間にもこのイメージトレーニング自体はとても価値あることと思う

 まさか、会いながら伝わってくる相手親の生活状況を逐一チェックしてディするようなことはあるまい

3.実質的に実現すれば、手続は不要!

 実は目指したいのはそこかもしれない

 親権者変更を実現してから初めて親子交流を始める、のではなくて、わざわざ親権者変更しなくてもいいか、という状況にたどりつくことの方が意味が大きい

 親子の関係性が確立すれば、法さえ破るわけだ

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っていうイメージで、展開していき、半年くらいで準備講座の開催に向けての準備、準備講座の実践、手続開始みたいなプランを意識していく秋である

紹介制度がないということは、受任にあたって、試験があるということになる

ファンならば、noteを読み込んだ上、なるほど、ツーカーで戦況会議できるねってなったあたりが試験クリアである

 合格祈願する


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