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祝 1000日連続投稿

判例研究日となった

そして、ロースクール時代の思い出が蘇る

そうか!まさに、14年前

ロースクール(未修コース)1年生の3学期、臨月で、予定日まで1週間を切るというとき、期末試験を控えて試験の準備をするときだったわけだ!

1日1~2科目を大きなお腹で受験し、2年生進級が可能な程度に試験を終えていた

1日1日を緊張しながら過ごしていた

ひとつひとつこなしていくかんじ

雪の多い冬だったけど、臨月だから定期健診も毎週あって、無事にこなす

あと1日試験が残っていますーといって、じゃあ内診は弱めにしとくよ~みたいなやりとりがあって、刺激少なめに、まだ生まれそうにないねーっていう感じで、予定日を迎えていた

初産は遅れる、とも言われるとおり、なんとか期末試験を受け切れるだろう、と楽観していた

が・・・翌日の試験対策をしようと夜ふかししていた折(日中は昼寝をして体力を温存をしていた)、どうも陣痛らしい感じがする

気のせいだろうと勉強を続ける

いやごまかせないなと、間隔を計測してみる

なんとか、期末試験をあと1科目受けれないか、欲が出る

勉強しよう

いや、しかし、これは陣痛だ(痛いわけではない)

ここが振り返れば、初産のあまいところよね~(このあと2回出産する)

この頃割り切って、早く寝て、横になりながら目をつぶって体力を温存していればいいのに、ソワソワと落ち着かないだけ

破水とかではないから、朝風呂をして、10分間隔を切っていたので、病院に電話するも、まだ来なくていいと言われる(どうも立て込んでいたのもあるとあとでわかる)

陣痛だけど、まだ痛みというほどでもなく余裕があったんだから、生まれるはずもなく・・・たぶん、だから、病院もまだ来なくていい、だったんだろうなーというのも今ならよくわかる(出産直前の陣痛MAXはそんな冷静なもんじゃない)

それでも、5分を切る感じだし、でようやく病院に向かう

このタクシーでの移動が刺激になってか、病院についた頃には、陣痛の程度が一気に変わっていった

まさに期末試験の科目がある時間帯であった(欠席の連絡をしておいてよかった)

臨月期の内診で、痛みを覚え、陣痛はこの100倍だからね~と脅されてもなお想像していなかった痛みを経験することになる

午後病院について、いよいよ痛みも本格的なのに、まだまだ生まれそうにないねーと言われてしまう

本で読んで知っていたつもりになっていたことが何もわかっていなかったことを痛感する・・・そこから一晩中絶叫を続けることになる

まだ生まれもしない夕飯の食事を、今思えば、体力づけのためにしっかり食べておくべきだったと思う 陣痛がきついといっても、まだ、数分間隔の波があったわけで、合間によく食べるというのは大切なことだ

そういうのを怠ったせいなのか、絶叫はすれど、お産は全然進行しない

病室は満室で、普通陣痛の進行を待つのは、各部屋だけど、空きがないからと早々に分娩室(和室版)にいたのだけど、そこで長時間過ごす

ただでさえ満室なのに、さらにお産ラッシュだったらしく、絶叫で過ごす隣の分娩室(普通版)に、同じく妊婦さんがやってきて、すぐ産んでいったという(後に、偶然お隣のアパートの方だとわかり、息子たちは幼馴染になる~誕生日は1日違い)

そんなスピード安産もあるのに、私のお産は全く進まない

あれは本当に辛い夜だった

日付が変わっても変わらない

夜が明けても生まれそうにない

朝になっても生まれない

辛い陣痛だったけど、何か習得したような気がするほど、長かったおかげで何かを学んだ(それが、第二子・第三子のお産に役立つなんてね!)

意外に冷静になったりして、どうも陣痛が弱くなってきてしまっているという

陣痛促進剤を利用することになって、MAXの陣痛中なのに冷静だったりする

このまま、和室(たたみの部屋)で何とか産んでください、と言われるも、それは、初心者には無理ってことで、陣痛の合間に、隣の普通の分娩室に移動する

見たことのあるピンクのあれ

そうしているうちに、また別の妊婦さんがやってきて、さっきまでいた和室で早々にまた誕生したらしい!スピード安産再び

誕生を追い抜かれていく息子

とっくに、昼も過ぎていったけど、陣痛促進剤が利いて、いよいよお産となった

ここまで順調な感じで、気づいたら助産師さんとかその婦長さんみたいな人がみんな集まっている

いよいよとして、やってくる、いつも健診で会う先生!もう必死なのに、なんで余裕でゆっくり来るのだ?!

イキんでいてもすぐには出てこず、先生が、お腹を押すという方法で、ようやく誕生したのだった

3200gを超えて比較的大きな子!(私は小柄だし、下の子達が2800位だから、いかにでかいか)

臍帯巻絡遷延分娩と母子手帳に書かれていた

へその緒が首に絡まっていたのもあって、なかなか生まれなかったというもの

後で、訪問に来てくださっていた助産師さんに教えてもらったのは、だからゆっくり生まれきたのだということ

ここでスピード出産だと、命の危険があったかもしれないというから不思議である

ひたすら長い(病院についてからも丸24時間のお産)長い出産で、全身筋肉痛の具合はひどかったけども、おいしいごはんをいただくとみるみる回復して、数日後には母子同室となったっけ

ゆっくり産褥期を経て、受験しそこねていた期末試験の追試をこなして、無事に2年生に進級できた

春休みに生まれるというのは、素晴らしいタイミングであった

保育園の選択肢もあっただろうけど、パパの育休を駆使して、夏休みまでは自宅子育てだった

地方だから実現したのだろうけど、生後7ヶ月になる秋入園が無事できて、そこからが、本格的な受験生としての意識改めたとき

自分の育休はなかったけども子育て優先で過ごした2年生前期の成績こそ落ちたとはいえ、その後は無事に切り抜けて、卒業資格を得ていく

保育園に通い出したころから、自主ゼミを立ち上げ、仲間たちと勉強をしていく

このときの古賀ゼミの合格率はすごい!だいたいみんな合格していったから不思議(ただし、毎年1名という感じで順番に、だったけど)

1000日記念のネタは、やっぱり、一生の中で最大の思い出の初産のことになるなんて(計画していない)

朝になっても昼になっても生まれない、長い長いお産の時間に比べれば、司法試験の時間の方が短いと気づいたりした

長い長い夜を陣痛で絶叫しながら過ごしたけども、浪人を重ねた長い時間の辛さがカワイイものだった

ようやく合格したとき、息子は4歳!ママの司法試験合格より、ダンゴムシ発見の方に夢中になってたりしていたけど、苦労をかけたよねー最後の受験のときは、祖父母宅でお留守番ができて大変いい子(新司の初受験のときは、2歳で受験会場近くのホテルに同伴し、祖母付三世代で受験に挑戦とかもあった)

いつだって、可愛がられて、ご機嫌に健康に育っていく

いつの間にか、今中2なんて!

お産ネタは、第2子(完全自然分娩)も、夜中の病院→朝方誕生のスピードお産で奇跡の再会物語付と、第3子の逆子帝王切開予定白紙からの無痛分娩伝説も、けっこう語れる

いつか記録しよう

もうすぐ息子の誕生日 14歳になる

何者でもない母の長い長い浪人生活に巻き込まれ、司法試験合格後の慌ただしい日々にも付き合わされ、妹や弟も生まれていく中で、失敗にもめげずに本当によく成長している!

中二病なんて中二の内に済めばいいわけだし!!

夢を見つけて挑戦していくことを応援するのが楽しみ




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