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[エッセイ]人は、どうしていらないものも買ってしまうのだろう

最近、少しずつ持ち物を見直しています
物価高の折、少しでも買うものを減らしたいというのが本音

で、その基準が、
あったらあったで助かるのだけれど、なくても他で代用ができるもの

先日、朝のオールインワンが無くなったところで、やめました
家の日焼け止めで事足りそうなので

棚も心もスッキリしました


先日、50代のタレントたちが
「そういえば押し売りって、家に来たよね~」
と、話してました

昭和40年代、よくお見かけしました
押し売りとは、玄関先に色んな品物を並べて、買うまで帰ってくれないおじさんのこと
「務所帰りでね~」が決まり文句でした

要するに、騒いだらどうなるかわからないよという脅しでしょうか
(刑務所帰り、真偽のほどは不明)

母、仕方なく、ゴム紐買って、早々にお帰りいただいた記憶、
今でも鮮明に残っています

恐怖心から、欲しくもないものを無理やり買わされる

今なら、成立し難い商売ですよね
いらないもの、ましてや自分のセンスに合わないものは買わない傾向にあります

「ところでゴム紐って何に使ったの?」と、家族
昭和の頃は、パンツのゴム、伸びたら、家で取り替えていたのです
あれ?昭和の方がエコだった?
ちょっと驚きです

話戻って、現在、防犯カメラやオートロックが強化されるようになりました
玄関まで入って物を売るおじさんはいなくなりました
安心です

でも、考えてみたら、今は、ネットで購入する時代
リビングにも寝室にもしれっと入ってきて、魅力的なものを次から次へと目の前に並べる輩・・スマホの存在
その品数、押し売りさんのより、遥かにたくさん
そして、欲しいものが揃っています

もう、無理にゴム紐買う必要もありません
あ~でも、送料無料になるなら、ゴム紐買うかなぁ

今は、損したくないから、欲しくない物も買ってしまうようです

しかし、後で、届くのがクレジット請求金額の恐怖・・・

買い物って楽しいけど、スリル感あってこそなのかしら?
本質は変わらないみたいです

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