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連作短歌×写真 「働く機械」

萩原慎一郎の滑走路と石川啄木の一握の砂を読んで生活苦みたいなものを詠むのもアリなんだなと思って連作短歌を作ってみることにした。内容は自分自身がしんどいなと感じていることでもあるし、私以外の機械たちに思いを馳せながら詠んだものでもある。

日本という国で生きるのはつらいなと思ってオーストラリアに来たわけだけれども、若干マシになったとはいえやっぱり生きていくのは大変だ。それが私の性質に起因するものなのか人間として存在するということがそもそも人間が許容できるストレスのキャパシティを越えているのかいまだによくわからない。などと機械人間になっている仕事中、寝不足で支離滅裂な脳内で考えをループさせている。

できればユーモアを交えて暗くなりすぎないようにしようと思ったんだけど、読んだ人がちょっとだけダメージを受けるようなものにしたいなとも思った。

通勤電車の中で読んでちょっとだけ暗い気持ちにさせてやろうなどと考えて毎朝7時にXに投稿していたんだけど、途中で普通の人はこの時期夏休み盆休みで通勤電車になんて乗らないということに気づいてしまって逆に私がダメージを受けることになってしまった。

呪いは必ず自分のもとに返ってくるのである。優しい人間になりたい。



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