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本内容の人材募集は終了いたしました。たくさんのご応募いただき誠にありがとうございました。
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こんにちは、京都より200年の系譜ををもち、東京・麻布十番に店舗を構えて約40年の香木・香道具店 「麻布 香雅堂」 代表、山田悠介と申します。「オープン・フェア・スロー」をキーワードにお香の世界に関わっています。
個人的なことですが、2011年より香雅堂に入社して約10年が経ちました。今回は筆者にとっての香雅堂での10年のささやかな振り返りを通じて、これからの香雅堂をよりよいものにする力を貸して下さる新しい仲間の募集について書いてみたいと思います。
香雅堂への入社から事業継承に至った流れを書いたnote
和の香りの伝統を知る~香雅堂での10年/その1~
振り返ってみると、私にとってのこの10年間は「和の香りの伝統を知る為の時間」でした。お香の文化の歴史は古く、日本においてだけでも約1500年にもおよびます。ですので勉強の道に終わりはないのですが、両親がつくりあげてきた香雅堂の事業をなぞるようにして取り組みながら、副代表である妻と一緒に新しい知識を学んでいった時間になりました。
2013年/椿山荘での香道体験イベント
お店の商品知識を一から学んだり、香りの芸道=香道や茶道のお稽古をしたり、父(現 会長)が主催するイベントに同行したり、香木(特殊な香りをもつ木)の分類を身をもって覚えたり&産出国であるタイに視察にいったり、関連書籍を読み漁ったり、お線香工場の見学にいったり…。
そのように和の香りの文化を様々な角度から学びながら、少しずつ少しずつ、先代のビジネスをベースにして新しいことにも取り組んでいきました。
2014年/お香を炷いてみるワークショップ
新しい香立を作家さんに作っていただいたり、香道の体験イベントをブラッシュアップしていったり、ご要望に応じてオリジナルのお香をつくったり、ワークショップを開催したり………実践を通して学びを少しずつ深めていきました。
香木をスローに消費したい~香雅堂での10年/その2~
そのようにして10年間さまざまな事業にたずさわるなかで、常に念頭に置いていたことは「希少な資源である香木をスローに消費したい」ということでした。わたしたち香雅堂は「香木・香道具の専門店」を謳っています。その為、事業としても高品質な香木の販売が柱のひとつとなっていました。
香木「伽羅」を截香(カット)する様子
しかし、その香木資源はいま少なくなりつつあります。とりわけ、香道で使用されるような高品質な香木は深刻です。実際、ここ10年ほどは安定的な仕入れが難しい状況でした。
香木資源の現状について書いたnote
サブスクリプションモデルへの挑戦~香雅堂での10年/その3~
そんな希少な資源である香木をスローに消費していく道を探すべく、2018年に立ち上げ、現在まで運営しているのがお香の定期便「OKOLIFE」です。このチャレンジは、初めてまとまった予算を使い、初めて多くの社外メンバーと協業し、という初めて尽くしのものでした。
OKOLIFE立ち上げの過程で、プロダクトマネージャーやアートディレクター、グラフィックデザイナー、イラストレーター、WEBデザイナー、エディターなど、さまざまな専門職の方々と出会いました。皆さんとの時間はとても濃密かつ新鮮で、香雅堂という会社はもちろん、舵取りをする代表の私や副代表にとっても、大きな成長の機会になりました。
香雅堂全体の成長へ
現在の香雅堂にとって最も重要なことは、OKOLIFEを含めた香雅堂のお香全体のマーケティングです。社内はもちろん、OKOLIFEの立ち上げを通じて知り合った社外の仲間とも協力しながら、オンラインショップ「KOGADO STORE」を成長させたいと考えています。
全体のマーケティングといっても、私たちは大きな会社ではありませんから、「広報・広告・営業を三位一体で進める」というざっくりした意味です。この1年間は、感染症の状況に振り回されつつも、マーケティング業務の土台が少しずつできてきました。言い換えれば「香木をスローに消費していく」という道が、チラッとではあるけれど、現実的に見えてきたのです……!
新しい仲間を募集します!
こうした状況のなかで、私たちと一緒に社内外を超えてフットワーク軽く行動し、マーケティングの小さなトライ&エラーを繰り返す。そんな新しい仲間を募集します!
2014年/母校の小学校で親子ワークショップ
お香/香木/香道といった、1500年のあいだ受け継がれてきた文化を、いまのこどもたちが、そしてまたその次の世代が…自然なかたちで愉しみ続けていける。和の香りの世界にオープン・フェア・スローに関わり続けることによって、そんな未来を実現する為にお力を貸していただけないでしょうか?
香道具という文化を守っていく活動についてのnote
ここからは、具体的な募集要項や働き方のイメージについて、さまざまな角度から書いてみたいと思います。あくまで現時点の想定です。とりわけ、感染症の状況については読みきれないところがあります。ご了承ください。
フルタイムで勤務するメンバーの自己紹介
募集要項
過ごし方のイメージ:1年目
応募要件
応募方法