小賀のデザイナー1年目

株式会社NASU、デザイナー2年目の小賀です。2年目となった今、1年目を振り返ってみました。

前置きをしておくと、小賀は根拠のない自信が膨れ上がるタイプ。
ぼくは学生時代、生意気にも「それなりにデザインの能力ある!」と思い込んでいた。

しかし入社してすぐ打ち砕かれた。
新人デザイナーが1番最初にぶち当たる壁は2つ。仕事力とデザイン力。ぼくも現在進行系でよじ登っている。

仕事力はもちろん、それなりにできると思っていたデザインもボロカス。ダサい、自分でブラッシュアップできない、デザイン案を複数出せない、時間もかかる。

仕事力も最悪最低。
今でこそだいぶ改善されているが、締め切りまでバタバタし続けて、あげく巻き取ってもらって、「なにも出来なかったな…」と自責する毎日。
肩書はデザイナーでも、「デザイナーになったよ」と胸を張って言うことは出来なかった。久しぶりに会う友達との苦すぎる思い出。

愚かで哀れな小賀……ただ、心のどこかで根拠のない自信を持てる性格だったのは救いだった。心の防腐剤。良く言えば主人公マインド。

先日NASUから「デザイナーが最初の3年間で身につけるチカラ」が発売されました。
自分で選択肢を選んでいくゲームブックですが、この本の主人公のように、ぼくの1年間にも数えきれない失敗があった。一部紹介します。

◼︎小賀の失敗を一部抜粋
①サイズを間違えたままデザインし、気づかずそのままフライヤーを納品する
②制作していたイラスト素材、Kの数値がぐちゃぐちゃなまま制作。入稿直前に気づく
③色校正を行わなかったせいでイラストの顔が赤すぎた、再入稿。
④イベントの募集ページの日付を間違えたまま、本番前日。

今思い出しても「ヴォエ!」と吐き気を催す。
本当に、その節はすみません……

ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、もちろん日々気づきを得ています。少しづつですが改善している。

もしかしたらまた、根拠のない自信なのかもしれません。
ですがもう少しで、もっと胸を張って「デザイナー」を名乗れそうなんです。
最近、クライアントさんに「わかりやすい!」「完成が楽しみ」「これがデザインなんですね」と褒めていただけた。本気で嬉しかったです。カタルシス。

詳細なことは下記のイベントで話せると思います。
オフラインだけなのでもし、ご都合が合いましたら。主に仕事力の話になります。デザイナーにも必要だと、身をもって感じた。
速さは、量になり、質となる。そして、速くなるためには仕事力が必要。

ちょっとシリアスなnoteでしたが、イベントは楽しい感じになります!
ぼくの失敗談を笑いに来てください。元気が出るはずです。

「デザイナーの1年を疑似体験できるトークイベント」参加お待ちしてます。お申し込みはこちらから

ぼくの顔が書影に。おもろ恥ずかし
コチラはトークテーマです。うんこ?

※関大生、近隣の専門学生は無料です。
・関西大学在籍生
・専門学校 大阪デザイナー・アカデミー
・大阪モード学園
・HAL大阪
・ECCコンピュータ専門学校
・大阪総合デザイン専門学校

勢いで書いた拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。久しぶりに書いたら楽しかったです。また書きます!


株式会社NASU 小賀雪陽


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?