稼げるようになるまで数年かかると言われて

「コピペですぐに稼げます!」「効率良くやれば半年で稼げるようになります!」「絶対上手くなります!」「短期間で痩せます!」

こんな短期間で成果が出るマーケティングは、ほぼ詐欺。


アウトラインスレスレで、過大広告をするのはどの企業でもやっている、当たり前だと言う感覚は頭がおかしい。


技術を極める、お金を稼ぐ、人脈を広げる、これらを極めるのは決して短期間でできるものではない。


数年はかかるだろう。


それは一般人の多くがわかっていると思う。ただ、情弱ビジネスに心を揺らいでしまいやすいだけ。


本物は、「少しずつでいいから目の前のことを淡々とこなしていけ。そうすれば、道は見えてくるだろう」って言うと思う。


しかし、極めるのには長い月日がかかってしまうとなると、気が遠くなってしまわないだろうか。


数年もやってもし失敗するならば、やらない方がマシだと思う。


そう考えるのは仕方がないことだ。


しかし、それは"結果"しかみていなく、"プロセス"が見えていない。


プロセスとは、その人が結果を残すために"具体的に何をやってきたか"ということだ。

みんな成功者は天才で一括りにするけど、それは結果しか見ていない証拠だ。


プロだって、数年、いや数十年の下積みがあって輝いている。


だけど、多くの人はその人のプロセスを見ようとすると、脳の大部分のリソースを割いてしまう。


エネルギーを消費したくないから、成功者は天才だといい、失敗者は凡人またはそれ以外だと片付ける。


結果にしか目を向けてこないから、物事を極めようとする時に"数年かかる"と言われると、やりたくなくなる。


だから、結果を見るのではなくて、"プロセス"を見てはどうだろうか?


具体的には、どうすれば上手くやっていけるか?という工夫だ。


たとえその工夫の成功率が1%、またはそれ以外でも構わない。


工夫して試すということが、成功につながるのだと思う。


毎日同じプロセスを辿っても意味がない。"成功"というゴールまでに、どうすれば前進できるのか、仮説と検証を立てていくことが大事だ。


物事をなんでも楽しくこなせる人はみんなそうしている。そして、いつのまにか成功している。


わかりやすく言えば、絵を描くのがそうだろう。


どうやって色を綺麗に塗るのか?アタリを付けることで本当にバランスが良くなるのか?などなど、実際にやってみることが大事だ。


「稼げる」「上手くなる」「モテる」「幸せになる」「痩せる」こんな結果だけにフォーカスして煽るビジネスはクソ喰らえ。


意識高い系ほど、こう言う言葉を吐きがちだ。だから嫌われるんだよ。


成功者は成功に拘らず、何回も失敗して何回も仮説と検証を立てて、何回も石橋を叩いて壊されて、そうやって輝いていく。


泥臭さがあるから、人は嬉しいと思えるのだ。


そんなすぐに空き缶をゴミ箱捨てるような簡単にできることであれば、商材系ビジネスはなりたたない。


矛盾してる。

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