「優しいSNS」という謎のアプリGRAVITYで知らん人と通話してみた

こんばんは

みなさん、GRAVITYというアプリを知っていますか？

共感しあえる人と繋がり、気持ちや考えをシェアする"癒されるやさしい"SNSらしいです。へぇ

アプリ内に「宇宙通話」という機能があり、匿名のユーザーとランダムでマッチングが行われ、決まった時間内で電話をすることができます。
デフォルトで5分間、お互いがプロフィールを公開した場合には追加で10分（合計15分間）通話を行えます。

僕はtwitterに毒されている人間なので、できるか不安ですがやってみます。知らない人と話すの怖い。

最初の話題を探すまでがマジできつすぎる。

・1人目

1人目は年上のお姉さんでした。優しそうな方で、僕が宇宙通話はじめてと言ったら色々と教えてくれました。感謝。

相手の方は翻訳の仕事をされていたそうで、仕事柄いろいろな知識に触れることが多かったそう。
「SEやってるんですよ～」って言ったら、
「Pythonですか？あっJavaか～」みたいなこと言われてビビりました。こっちの業界の人かと思ったよ。

GRAVITYは様々な職業の人に触れられるのが面白いと教えていただきました。知らない世界に触れられる瞬間、いいよね。ばっちり15分間お話を楽しめました。

・2人目

2人目の方は何となく質問してくるけど、あまり自分のことを話さないタイプでした。
延長なしで5分で終了です。

・3人目

ちょっと喋ったら舌打ちされてガチャ切りされました。悲しい。
めげずに次行きましょう。

・4人目

4人目の方は料理が得意な主婦（？）さんでした。

「得意料理は何ですか？」と聞いたら、

「得意料理を聞かれてコレと答える女は料理が得意ではない」

という超理論をぶちかまされました。わろた。

主曰く、「得意料理は肉じゃが」などのアンサーは男受けを狙った回答であって、それしか作れないことがバレバレらしいです（個人の感想です）

また、主婦はレパートリーが広く、作ろうとすれば作れるため得意料理を一品決めるのが難しいとのこと（個人の感想です）

「まあまあ、それを踏まえて、得意料理は何ですか？」と聞いたら、
「ご飯」と答えられました。

理解が追い付かない。笑いが止まりません。

深堀りしてみると、
「ご飯というのは白米のこと。炊飯器ではなく鍋で炊く。すると冷めても米の甘みが残るため、おにぎりにしても美味い。私の作ったおにぎりは多くの人間から好評。シンプルな料理ほど誤魔化しが効かないため、難しい。それを踏まえ、得意料理は"ご飯"。」

マジで大好きで15分間ずっとセオリーを聞いてられました。
この人に料理教えてほしい。

・5人目

「コンバンハ」という、明らかに外国人っぽい方の声が聞こえてきました。イントネーション的に多分中国の方だけど、いきなり何人ですか？と聞くのは流石に失礼が過ぎるので、雑談の中で見極めることとします。

相手「どこにお住まいデスカ？」

ぼく「神奈川県です。」

相手「カナガワ？Ah！神奈川ね！何か美味しいものはありますか？」

来た・・・！ここで渾身の一撃を打ち込むんだ！

ぼく「神奈川は、横浜のシュウマイが美味しいですよ」

相手「シュウマイ・・・？」

相手の方が「シュウマイ」を検索し、結果を見て沈黙している時間が流れます。この気まずい空気ジワジワ来て好きです（害悪）

最終的に中国の方ということが分かって、色々と地理について教えていただきました。
僕が桂林いつか行ってみたい！と言ったら「何で知ってるの！？」ってテンション上がっててかわいかったです（不審者）

おわりに

本日通話した方は全員女性だったので、ユーザー層は女性が多いのかなと思いました。

知らない世界が広がっていく感じが楽しいですが、沼にハマったら色々とヤバそうなので、また使うかは分かりません。

みなさんも暇なときにやってみるといいと思います。そして沈黙とガチャ切りで心を痛めてください。

それではまた。