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才能と努力

人の体の特徴、目の大きさや身長、鼻の高さこれらのことは努力ではほとんどどうすることもできない。もしくは影響を及ぼすことができてもわずかではないでしょうか?整形など科学の進歩により、可能になったこともありますが。

今回はスポーツを例にして話を進めていきます。走ることに関して言えばよくこのようなことが言われます。

「短距離走は才能による部分が大きい」

本当にそうなのでしょうか?僕はこのことはトップ選手に言えることだと思います。どんなに努力しても勝てないことがあると思います。ただし小学校の運動会ではこのことは当てはまらないと思います。大会前に練習をすれば結果が変わってくるでしょう。

長距離走、特にマラソンに関して言えば、結果が努力により左右される割合は短距離走のそれよりもっと大きなモノになると思います。

同じトレーニングなのに・・・

ここでは仮にAくんBくんが同じトレーニングをしたとします。ただ結果は同じではありませんでした。AくんがBくんより早かったとしましょう。ここで出た差は何でしょうか?これが才能の差なのでしょうか?

僕はこう考えます。Aくんの方がFocusしていた。いつも「どうすれば上手く走れるか」と考えていた。つまり同じトレーニングをしているように見えてもそのトレーニングの質がAくんの方が上がっていた。このFocusができることが才能かもしれません。ただ僕はFocusも訓練すればできるようになると思うので、才能というモノではないように思います。

才能というものがある出来事の結果を左右することが多々あると思いますが、努力に及ぼされることの結果の方が大部分を占めていることがほとんんどです。

才能とは結果に満足できない人が自分を慰める時の言葉

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