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世界最高峰での情熱

I will leave the club at the end of the season.
(今シーズンをもってクラブを去ることにしました)

リヴァプール公式YouTubeチャンネル

世界トップクラスのサッカークラブ「リヴァプール」の監督を務めるユルゲン・クロップの電撃退任。

クロップ体制9年目を迎える今シーズンも終盤まで優勝争いをしており、「世界最高峰」と称される監督の退任は多くのサッカーファンにとって衝撃だった。

I’m running out of energy.
(エネルギーがなくなってきている)

リヴァプール公式YouTubeチャンネル

この退任理由が真実かどうかは当事者しか分からないが、「エネルギー」が何ものにも代え難いというのは間違いないだろう。

ここでのエネルギーとは自分の心から湧き上がってくる情熱のこと。誰かから言われたわけでもなく、「自分はこれをしたいんだ」という気持ち。

目標を立てる時。
何かを始める時。
目の前に障害物が現れた時。
上手くいかない状況でも前に進もうと努力する時。

どの時にも情熱は必要だ。
「自分の想い」がもう一歩を踏み出す燃料になる。

また、同じことをしていても自分の想いを持っているかどうかで幸福度や疲労度も変わってくる。これは精神論ではなく研究でも明らかになっていることで、私もそう感じる。

世界中からトップクラスの選手や監督が集まるプレミアリーグで監督を務めるとなると、良い時ばかりでなく、苦悩の時は必ずある。そんな時に理由は何であれ、自分を突き動かす「エネルギー」は必要不可欠だろう。

私個人としては、クロップ監督からサッカーだけでなく、マネジメントスキルなどリーダーとしての振る舞いを学ばせてもらっていただけに今回の退任は正直言って寂しい。退任後はしっかりと休息を取り、エネルギー溢れるクロップ監督をどんな形であれ、また見れることを楽しみにしている。



情熱というと、先週のAlchemistsサッカースクール練習後。

「Yamaコーチ、バイバーイ」

と言い、小学校低学年の選手がピッチを去った際、その保護者の方がポツリ。

「息子が毎週の練習を本当に楽しみにしています。ここまで熱中することはこれまでなかったので驚いています」

心がスーっとなるこの感覚。
この高揚感を知ってるから止まれない。
もっと前に進みたいと思ってしまう。

このような「小さな幸せ」、目の前の「大切な人たち」や「かけがえのない時間」を大切にしていくことは公私ともに心がけながら、大きな目標へ、まだ見ぬ世界へ向かって行く。

それが私の心から湧き上がる情熱だ。




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