見出し画像

AS SOON AS –12/27〜1/2–


27日

 数ヶ月前に応募していた某施設のマスコットキャラのネーミングコンペで、入選と特別賞をダブル受賞したと連絡が。しかしその作品や名前はどこにも公表されないとのことで、じゃあ受賞してないのも一緒やないか、、。と、ひねくれた俺は思う。でも、評価いただいたのはありがたい。賞金の一万円+商品券、大切に使おう。


28日

 仕事納め。成長、実感できているのか。飛躍、できたのか。もっと無双したい。俺は、これしかできない。退社後、話題のヴィム・ヴェンダースの新作を見てきた。最後の最後にやられた。“世界は素晴らしい”、無理にでもそう思わないと。現実や過去が生み出す、ドロドロとした何かに飲み込まれる前に。



29日

 アーセナルが一番嫌な感じで敗れ心が荒む中、冬季休暇開幕。朝から不動産屋に行き、物件を確定。かなりいいと思う。一人暮らしはあれこれと夢想しているこの時期が一番楽しい。その後、日本橋のレコードショップでXTCのLPを買い、梅田でカリウスマキの新作を見、天満で髪を切る。という全盛期の8.6秒バズーカくらいの慌ただしい一日を過ごす。



30日

 彦根まで足を伸ばし、温泉で催されているレコード市に行く。彦根滞在時間は40分くらいだったけれど、いい息抜きになった。レコードは各店の選盤が素晴らしく、欲しいのがたくさんあったが、The Theの名盤「ソウル・マイニング」(ずっと欲しかった!)のLPと、ATCQの12インチ、スプーンの7インチを購入。充実。


31日

 大晦日。恒例の友人との年越し。どんなに優秀な放送作家が作り上げた特番よりも、彼らとやる大富豪の方が100倍面白い。体験や交友の前では、どんなエンタメも無力。はぁ。また新しい年がくる。やるせない。


1日

 元旦。追っかけでフラム戦を見、新春一発目の絶望を喰らう。その後、日本代表の試合を見るなど、いつもと変わらぬ普通の一日。と思いきや地震。災害に年末年始なんてないことを思い知らされる。「正解は一年後」今年も最高だった。初笑い(初爆笑)は“顔巨猿”でした。


2日

 今年初映画館。シネリーブルで「ブルーバック」という作品を見る。新年の幕開けとしてはかなり地味な一本だった。あとは昨年見たエンタメをまとめたり、西村賢太の小説を読み進めたりする、など。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?