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AS SOON AS –12/20〜12/26–


20日

 仕事を早めに切り上げ、NGKへ。我が心の漫才師、囲碁将棋の単独ライブを鑑賞。単独でしか見ないと決めているので、生で見るのは2回目。90分、ロング漫才3セット。大バケモノ。やはり俺がお笑いに求めるのは“切り口”だと思った。日常っておもしろい(ちょっと変だ)ぞと気づかせてくれたのは彼らなのだ。彼らは俺に“視点”を与えてくれた。人生初の出待ちを試みたが、タクシーからチョロっと見れただけだった。ヒーローよ、また俺の心を救ってくれよ。


21日

 一年で最も気が滅入る日、誕生日を迎える。誰にも祝福などされず、己の心に刃を突き付けながら一日が終わる。追い討ちをかけるように最悪の報せが。囲碁将棋、情熱スリーポイント事務局からのメールを見逃しており、ムック本のコラムに寄稿するチャンスを失っていたことが判明。推しと物理的に繋がるチャンスをフイにする、アホすぎる。なんでいつもこうなんだ、俺は。



22日

 仕事終わり、音楽バーへ。韓国からワーホリで日本に来ているお兄さんと喋るなど。韓国と日本の違いや、韓国のカルチャー事情について色々と聞けて楽しかった。そして、やはりみんな家主の新譜に夢中。“3曲目だけよくわからん”という感覚を共有できてよかった。



23日

 映画「トーク・トゥ・ミー」を見た。ジュブナイル×ホラー、こんなんが一番好きなんです、私は。オチ、かっこよすぎね?笑 それから友人と落ち合い、気になっていた北浜のcompfunk rechordへ。レコードのセレクトはニッチすぎて己の知識不足を痛感するも、中にバーカウンターがあり、そこのロケーションが最高。俺には不釣り合いなイケてる場所だった。ライブの演者として訪れていたfromUKのオジさんと喋った。意外と意思疎通ができたのは、英語圏の音楽や映画に恒常的に接してきた賜物なのかもしれない。


24日

 今週も今週とて内見。レオザフットボール似の担当営業と北大阪エリアを中心に7件ほど見て回る。レオザ、階段の昇降時など、かなりしっかりとした足腰であることが見てとれたので、恐らく野球経験者だと思う。心の中で“レオザベースボール”というニックネームを命名して、1人ニヤけるなど。


25日

 テッド・ラッソS3、完走。この作品は、今年最大の出会いだった。この作品がなければ、一年のラストクウォーターでショートしてしまったかもしれない。“人間の多面性”と、“自分を信じることの大切さ”を学んだ(他にもたっくさん学んだ)、メチャクチャ勝手だけれど主人公と自分を完全に重ねてしまうシーンが何回もあった。大丈夫、BELIEVEだ。来年こそ、俺が俺の心を席巻しようぜ。


26日

 年の瀬、色んなことを考える。今年は精神的に一番キツい年だったかも知れないが、たぶんそれは俺がそう思い込んでるだけ。西村賢太(藤澤清造)の言葉を借りるなら“どうで死ぬ身の一踊り”なのだ(本田圭佑も近大生に向けたメッセージで似たようなことを言っていた気がする)。大したことないよな、全部。


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