見出し画像

スポーツクラブなんて必要ないと思っていた私のスポーツクラブ初日

必要ない理由とは。

①運動は無料の「ご近所ウォーキング」で充分だ
②お金を出して運動なんてとんでもない
③仕事忙しすぎて時間がない

そう思っていたで私には縁のないものと決めつけていました。
しかしながら、度重なる(終わりのない)山積みになっていく仕事のストレスが限界にきていて、先日は仕事中上司と大喧嘩した。
上司=夫と、職場のオイルヒーターを蹴り倒し合戦になり私は金切り声をあげ椅子もぶん投げた。夫は窓からオイルヒーターを投下した。醜い争いだったけど暴れた私は非常にスッとしたのである。
義母に打ち明けた訳ではないが、プライベートの時間を取ってスイミングなどしたらどうかとアドバイスを受けた。そうだ…スイミング。私は小学生の頃、プールで泳ぎ疲れて熟睡するのが大好きだった。泳ごう。泳ぐしかない。もう、淡い恋の真ん中を泳ぎきってみせよう(それはミュージックアワー)。

そうした大義名分で、仕事は相変わらずの忙しさだったけど、1年前から続いているゲロ吐き案件の経済産業省の課題もようやく落ち着いたので重い腰をあげてみた。
地元で泳げるスポーツクラブは少し地元色が濃かったので、隣町のピカピカした全国展開しているスポーツクラブに決め、見学日や電話する日をなにかしら吉日に絡め、ようやく3月15日の超絶最強開運日からスタートの運びだったけれど、これまた仕事でキャンセルになり次の日に延期となった。
出鼻をくじかれて凹んだけれども「とにかく最強日にスタートの照準を合わせた」ってのは悪いことではない、いや半分は運に乗せたよね、と自負し納得させたのでした。

スイムウェアやジャージなどを揃える時間はとっても楽しかった。
ネットで探してもなかなかなかったけど、ようやくお気に入りのスポーツバッグも見つけて土曜の午後に、来たばっかりの新車に乗ってクラブに向かうって、ほんの少し前までは全然予想だにしなかった自分の姿だったので、
これは運が開けてきたよね?ステージ変わってきたよね?…と今しみじみ思う訳であります。

クラブ初日はまず、からだ測定等してからこれからのメニューなどのお話を聞き(BMIがこんな数字の人はクラブには珍しいタイプですとか言われながら)、私は右脚の骨折を機に衰えてきた足腰の強化、首肩の柔軟、主に体力作りしましょうなんて説明受けてると、泳げればいいと思っていたけどよし!マシンも使っちゃうぞ!!と楽しくなってきたのでした。
バイクやトレッドミルなど一通りマシンの使い方やコツなど説明を受けてからプールへ。
いきなり泳ぐのには羞恥心があったので歩くコースでのっしのっし進んでみましたが、人も少なかったので「途中で立ってもいい」コースに移り、ちらっと泳いだら少し溺れ、グラスもしてなかったので右目のコンタクトが流れ落ちたりなどして、30分ぐらいで私のスイミングデビューは終了しました。
その後はお風呂に入り、シャワー隣のスイムウェア専用脱水機に感動しながら次はサウナも使って満喫するぞ!と誓いながら約3時間のスポーツクラブの初日を終えたのでした。

あれしか動いてないのにお腹はペコペコ。帰ってからの白ワインとビールは最高でした。そのままふわふわ良い気分のまま、気絶したように床についたのでした。

スポーツクラブ、必要。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?