見出し画像

横浜地方裁判所管内暴行被疑事件及び大阪市北区堂山町傷害被疑事件第1回公判 4

尋問 被害者渡辺賢一弁護人尋問その1

神原元弁護士「弁護人の神原からお聞きします。2018年10月16日の抗議ですが、午後1時頃を予定していましたか。」
渡辺賢一「はい。」
神原元弁護士「30分ぐらい待つつもりだったと。」
渡辺賢一「はい。」
神原元弁護士「12時半頃に駐車場に着いて、100円ショップに向かったわけですね。」
渡辺賢一「はい。」
神原元弁護士「その100円ショップはどのあたりですか。」
渡辺賢一「市役所寄りの駅の近くです。」
神原元弁護士「地図で示していただけますか。」
渡辺賢一(地図に記載しながら)「ダイクマの横の辺りです。」
神原元弁護士「100円ショップから市民文化会館の方に向かうときに制服姿の学生が見えたわけですね」
渡辺賢一「はい。」
神原元弁護士「それはどこですか。」
渡辺賢一「国道の交差点から見えました。」
神原元弁護士「見た位置を地図に記載してください。」
渡辺賢一(記載する)
神原元弁護士「生徒はどこに見えましたか。」
渡辺賢一「前方です。」
神原元弁護士「生徒の位置を地図に記載してください。」
渡辺賢一(記載する)
神原元弁護士「甲第11号証のスクリーンショットを示します。『合唱祭』と書かれている物が写っていますね。」
渡辺賢一「私はそれに気づきませんでした。」
神原元弁護士「それに気づいていて市民文化会館に入ろうとしたのではありませんか。」
渡辺賢一「いいえ。」
神原元弁護士「事件の現場からも見ることができるわけですね。」
検察官A「弁護人の評価を混ぜないでください。」
神原元弁護士「スクリーンショットに身長180センチある青のジャケットの男性がいますね。これは誰ですか。」
渡辺賢一「北島直樹です。」
神原元弁護士「紺色のシャツに顎髭の男性がいますね。これは誰ですか。」
渡辺賢一「伊藤大介です。」
神原元弁護士「甲第5号証写真撮影報告書を示します。市民文化会館に登ってくるときにどこの階段を登ってきましたか。」
渡辺賢一「手前の階段です。」
神原元弁護士「被告人らと揉みあいになったとき、何と言いましたか。」
渡辺賢一「公共の施設だから誰でも入れるはずだと言いました。」
神原元弁護士「力ずくで押しながら進んでいったということですね。」
渡辺賢一「そのようなつもりはありません。」
神原元弁護士「写真5、6を示します。ここで被告人らと接触があったわけですね。」
渡辺賢一「はい。」
神原元弁護士「写真6で上に向かって進んでいますね。」
渡辺賢一「はい。」
神原元弁護士「写真4、5を示します。24分56秒のスクリーンショットと25分01秒のスクリーンショットです。25分01秒の時点で接触していますね。証人はエントランスを進んでいったわけですね。」
渡辺賢一「はい。」
神原元弁護士「ここでは訪問の目的を相手に告げていないのではないですか。」
渡辺賢一「告げています。」
神原元弁護士「いつのタイミングか覚えていないのではないですか。」
渡辺賢一「いいえ。」
神原元弁護士「入口に北島直樹さんと伊藤大介さんがいますね。ここで揉み合いになったわけですね。」
渡辺賢一「はい。」
神原元弁護士「写真7、8、9を示します。写真7が25分10秒、写真8が25分22秒、写真9が25分49秒のものです。写真7のタイミングで証人は接触しているわけですね。」
渡辺賢一「はい。」
神原元弁護士「写真9の時点でも接触していると。」
渡辺賢一「はい。」
神原元弁護士「訪問の目的を説明せず力ずくで体をぶつけていったわけですね。」
裁判長「『どの時までに告げた』という形で質問するようにしてください。」