米山隆一衆議院議員の日本維新の会批判と平成24年衆議院総選挙
自由民主党批判より日本維新の会批判が多い米山隆一衆議院議員のツイート
令和3年の衆議院議員総選挙で当選し、買春疑惑で約1年半で新潟県知事を辞職して以来の公職生活を満喫されていらっしゃる米山隆一衆議院議員ですが、日本維新の会批判が多いことが目立ちます。米山隆一衆議院議員の6月10日から6月14日までのツイートで「維新」を含むツイートは、「自民」又は「自由民主党」を含むツイートの数を上回りました。
平成24年総選挙で日本維新の会から立候補した米山隆一候補はどのようにして落選したか
米山隆一衆議院議員は、平成21年の総選挙で自由民主党の公認候補として落選した後、日本維新の会の公認候補として平成24年の総選挙に立候補しました。小選挙区の新潟5区での開票結果は次のとおりでした。
長島忠美(自由民主党) 80,488票
田中真紀子(民主党) 51,503票
米山隆一(日本維新の会) 35,720票
服部耗一(日本共産党) 8,296票
そして比例代表では惜敗率44.38%で比例復活をすることもできずに落選することになりました。しかしながら、日本維新の会の北信越ブロックでの当選者数は3名で、日本維新の会が北信越ブロックで名簿順位1位に比例代表のみで立候補した中田宏さんを登載していなければ、選挙区候補者の中で惜敗率3位であった米山隆一さんが当選していたことになります。
名簿順位1位 中田宏 当選
名簿順位2位 宮沢隆仁(長野1区) 惜敗率53.55% 当選
名簿順位2位 百瀬智之(長野2区) 惜敗率53.16% 当選
名簿順位2位 米山隆一(新潟5区) 惜敗率44.38% 落選
(以下略)
令和3年総選挙で無所属で立候補して当選した米山隆一衆議院議員は、国会での立ち位置は立憲民主党と非常に近く、野党側ですから与党である自由民主党や公明党を批判するのは自然だと思いますが、それ以上に日本維新の会を批判するツイートが多いことと平成24年総選挙の結果を振り返るといろいろと米山隆一衆議院議員の心中を察することもできるというものでしょうか。
平成24年総選挙における米山隆一候補の政策・政治スタンス
なお、資料として平成24年総選挙における米山隆一候補の政策・政治スタンスをご紹介します。