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横浜地方裁判所管内暴行被疑事件及び大阪市北区堂山町傷害被疑事件第1回公判 2

裁判長「検察は、証拠の説明を行ってください。」
検察官A「証拠の説明にあたって、ビデオは最後にまとめて行います。

甲第3号証は、茅ヶ崎市の事件の日時を明らかにするためのものです。
甲第4号証は、茅ヶ崎市の事件の場所を明らかにするためのものです。
甲第5号証は、犯行の状況を明らかにするためのものです。
甲第6号証は、階段の状況を明らかにするためのものです。
甲第7号証は、市民文化会館の位置関係を明らかにするためのものです。

(甲第8号証から甲第11号証までは聴き取ることができなかった。以下、聴き取ることができなかったものについては「不明」と記述。)

甲第12号証は、当日の警備状況を明らかにするためのものです。
甲第13号証 不明

(甲第14号証から甲第17号証までは証拠説明無し。弁護人が同意せず証拠として提出されなかった可能性も。以下、説明無しと記述。)

甲第18号証は、令和2年12月23日起訴の事件の現場の状況を明らかにするものです。
甲第19号証は、伊藤大介被告人の電話の架電状況を明らかにするものです。
甲第20号証 説明無し
甲第21号証は、防犯カメラの状況を明らかにするものです。
甲第22号証は、関係者への聴き取り状況を明らかにするものです。
甲第23号証から甲第26号証まで 説明無し
甲第27号証と甲第28号証については、後にまとめて行います。
甲第29号証から甲第30号証まで 説明無し
甲第31号証と甲第32号証は、荒巻靖彦の供述調書です。
甲第33号証 説明無し
甲第34号証は、映像データです。(詳細不明)
甲第35号証 不明
甲第36号証は、映像データです。(詳細不明)
続いて乙号証です。
乙第1号証は、被告人北島直樹の身上調書です。
乙第2号証から乙第4号証まで 説明無し
乙第5号証は、被告人伊藤大介の身上調書です。
乙第6号証から乙第8号証まで 説明無し
乙第9号証は、身上調書に関する戸籍謄本等となります。
乙第10号証 不明
乙第11号証 不明
乙第12号証 不明」
裁判長「弁護人は、証拠の説明をしてください。」
神原元弁護士「同意のあった証拠について説明いたします。
弁第1号証から弁第4号証まで 説明無し
弁第7号証は、2018年10月9日と10月15日に、茅ヶ崎市と映画上映を行う実行委員会との打合せ内容を明らかにするものです。10月9日の市と実行委員会との打ち合わせでは、危機管理について検討してほしい旨述べられています。
弁第5号証は、事件現場の状況を明らかにするものです。5の2は現場周囲の実行委員会の配置状況、5の3では被告人と渡辺賢一との距離を明らかにするものです。
弁第6号証 説明無し
弁第8号証から弁第10号証まで 説明無し
弁第11号証及び弁第12号証は、被告人伊藤大介の怪我の状況を明らかにするものです。
弁第13号証は、荒巻靖彦が所持していた折りたたみナイフについて明らかにするものです。
弁第14号証は、その折りたたみナイフの刃渡りの長さについて明らかにするものです。
弁第15号証は、その折りたたみナイフの鋭利性について明らかにするものです。
弁第17号証 説明無し
弁第18号証は、録音した市と実行委員会との打合せ内容の書き起こしになります。妨害目的の来場はお断りするとの内容などが書き起こされています。
そして、検察の同意がありました証拠についても説明いたします。
弁第12号証 不明
弁第16号証は、大阪の事件で被告人伊藤大介の怪我の状況を撮影した写真になります。」
裁判長「それでは証拠の動画を開示してください。」
検察官A「甲第11号証は、40秒ちょっととなります。」

(動画再生)

 左陪席の北川斉佳裁判官が動画を身を乗り出すように観ており、伊藤大介被告人と北島直樹は動画を観たまま微動だにしない。神原元弁護士は、動画を観ながら傍聴席ち視線をやったり、法廷内の時計を見たりと落ち着かない様子。吉田伸也書記官は、動画を観ながら顔をしかめる仕草を見せる。端山豪裁判長と右陪席の中山登裁判長は、落ち着いて動画を確認している様子。
 動画開示の中で音声データが廷内に響く。

荒巻靖彦の「一匹でこんのかい!」「ニコイチで来るんかい!」「本当にチョンコは卑怯やのう!」という罵声、表に立って荒巻靖彦と対峙していると思われるジクスの声と、後ろから挑発しながら荒巻靖彦を煽るような伊藤大介被告人の声。

※ 傍聴人の感想ですが、伊藤大介被告人は、男組などで強面で活動しているという印象を持たれていますが、身長が高いわけでもなく、特にガッチリした体格でもありませんから、格闘技の経験があると聞く荒巻靖彦さんと喧嘩腰で会う局面で一人で行くはずもなく、相手より多い人数でもみ合いになった時も自分が表に出て対峙することもないだろうと想像していましたので、この音声は想定内でした。