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子どもへの『恥ずかしがり屋さん』発言に感じた違和感

先日、2歳の息子と一緒に公園で遊んでいた時のことです。見知らぬ人が近寄ってきて話しかけてきました。息子は驚いた様子で私の背後に立ち、様子を伺っていました。

すると、その見知らぬ人は息子に対して「恥ずかしがり屋さん?」と声をかけました。その瞬間、私は少しモヤモヤした気持ちになりました。なぜこのように感じたのか、そしてどう対処すべきかについて考えてみました。


なぜ「恥ずかしがり屋さん」と言うべきではないのか

恥ずかしがり屋のレッテル

「恥ずかしがり屋さん」という言葉は、一見無害に思えるかもしれません。しかし、これは子どもに特定のレッテルを貼る行為です。小さな子どもにとって、他人からの評価や言葉は大きな影響を与えます。特に、繰り返し「恥ずかしがり屋さん」と言われることで、その評価に縛られ、自分の行動や性格を制限してしまう可能性があります。

子どもの個性を尊重する

「恥ずかしがり屋さん」と決めつけるのではなく、その子の個性を尊重し、無理に変えようとしないことが大切です。レッテルを貼ると、その評価が基準となり、子どもの行動が制限される可能性があるからです。

学びと対処法

言葉の選び方を考える

善意で声をかける場合でも、言葉の選び方には注意が必要だと改めて感じました。大人でもレッテルを貼られるのは嫌ですし、ましてや見知らぬ人からの言葉であればなおさらです。子どもが自分の気持ちや興味を自然に表現できるような質問を投げかけることが重要です。私も自分の子どもや周りに対して、言葉の選び方に気を付けたいと思いました。

親としての対応

このような状況に遭遇した時、親としてどう対応するかも重要です。私の場合、その時は「初めてだからかな」と簡単に答えました。しかし、次回同じような状況があった際には、息子に対してポジティブなメッセージを伝えるために、「初めてだからかな。いつもは笑顔いっぱいでとても元気なんですよ」と付け加えたいと思います。

まとめ

子どもへの「恥ずかしがり屋さん」のようなレッテルを貼る発言は、一見無害に思えるかもしれませんが、子どもの自己認識に大きな影響を与える可能性があります。子どもの個性を尊重し、適切な言葉を選ぶことで、子どもが自分らしく成長できる環境を作っていきたいものです。私たち親も、日常の中で子どもにどんな言葉をかけるか、常に意識していきましょう。

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