March Top10 Songs

前回の終わりに次はトッテナムについて書くと言っていたものの、こういうのもやってみたいってことで先にこっち書きます。

自分は音楽が好きで、1人でいる時に音楽を聴いていない時間の方が少ないと思う。
ただ聴くジャンルはバラバラで、聴く曲は本当にその時の気分による。バラバラなジャンルの、バラバラな曲たちを連ねたプレイリストを月2くらいで作り、それをひたすら聴いて、また気になっている曲を付け足しては新たなプレイリストを作る。いつもそんな感じ。

今回からは新たな試みとして、毎月聴いてきた曲の中でも特に気に入った10曲を選び、記録用として書いていきたい。10曲に絞るのは大変だけれど、毎月頑張ります（本当は3月末にまとめたかった、、、）。ちなみに順番は適当で、ランキングとかではないです。

SHOOTING STAR - XG

これを読んでいる人の中で、XGを知っている人はどのくらいいるだろうか。自分も最近知ったグループだけど、なかなか面白い、というか完全にトレンドを掴んでいるグループだと思う。
今や、日本のみでなく世界中でK-POPが流行っている。もう流行とかではなく１つの定番ジャンルになっているのではないか。
XGもK-POPのグループなのだが、プロデュースはAvexで、メンバーも全員日本人。曲は全て英語だが、YouTubeで彼女らの事を調べると、大体韓国語で話している動画が出てくる。全員トリリンガル、恐るべしグループだ。でも韓国のアイドルの子達はそれがスタンダードでありつつある。とんでもない時代になってきたものだ。
XGは知人に教えてもらって知ったのだが、知ってからは、このSHOOTING STARとLeft and Rightをループする日々を送っている。可愛い、というよりはガールズクラッシュ系のカッコいいコンセプトだと思うので、そういうのが好きな方は是非聴いてみて欲しい。

Wild for the Night (feat. Skrillex & Birdy Nam Nam) - A$AP Rocky

この曲はかなり懐かしい。自分が中学生くらいの時にUSラップを聴きまくっていた時期があったが、その時に1番聴いてたアルバムがこのA$AP RockyのLong.Live.A$APだった。最近久しぶりにこのアルバムを聴いて、最も刺さったのがこの曲。Skrillexやっぱ良いよね。そんなに曲数は知らないけど、ミックスがカッコいい。
ちなみにこのアルバムに収録されているGoldieって曲も最高だし、Fashion Killaも歌詞が面白いから良かったら聴いて下さい。
あと全然関係ないけど、こういう長めの横文字の曲名の場合、冠詞というか、forとかtheだけ小文字なの、なんか面白くない？そうでもないか。

金パンパンのジーンズ(feat. Young Coco & JP THE WAVY) - LEX

まず曲名が凄いって思ったでしょ。この曲知らない人は特に。最初に見た時は自分も思ったし、何なら未だに変な曲名だと思う。けど何か良いんだよなこの曲。曲名と歌詞は訳わからないけど、聴きたくなる曲。
Young Cocoのバースで、原宿の古着屋のベルベルジンを引用してるのは結構興味深い。彼の服装を見た事ないけど、LEXとかWAVY系のラッパーでもベルベルジンで古着買ったりするんだーって勝手に感心してる。
JP THE WAVYはもう最近では超一流の売れっ子ラッパーだけど、最初Cho Wavy De Gomenneで出てきた時は、よくいる一発屋だと思ってた。普段おれが聴くようなラッパーとは別の系統だけど、かなりアガる曲が多くて無性に聴きたくなる時がよくある。

This is me - LEX

またまたLEX。普段はBIMとかPunpeeとかそっち系をよく聴くから少し違うとは思うけど、LEXも大好きなラッパーの1人。若くてエネルギッシュな感じが良いよね。
ただ、この曲は少し違う。「元気！」って感じではなく、LEXの中では比較的落ち着いた曲調。特に朝に聴きたい曲。「朝起きてすぐに携帯見る、それクレイジー。散歩でもしてチル、外に出かけよう」っていう歌詞が最高。全体的に肯定的でポジティブな歌詞の曲だから、聴いたら元気出る。

Last Dance (feat. KM) - (sic)boy & Wes Period

前の記事にも書いたように、ロンドンの地下鉄は電波が通っていないから、曲をダウンロードしないと聴くことができない。なんか最近聴く曲ないなーって思っていた時に、(sic)boyのMVがYouTubeの関連の所に出てきて、久しぶりに聴きたくなってVanitasのアルバムをダウンロードした。
(sic)boyはどんなアーティストかって聞かれたら、返答に少し困る。ラップなのか、R&B的な感じなのか、定められない。けど、全部の曲が聴き心地が良い。ライブにも一度行った事があるが、歌が本当に上手い。ビジュアル系っぽい見た目だけれど、全然そっち系の曲調ではない。
KMというトラックメーカーとのコンビで曲を出す事がほとんど（てか全部？）だけど、このKM氏のEverything Insideっていうアルバムもかなり良い。客演が豪華で、(sic)boyはもちろん、Daichi YamamotoやLEX、C.O.S.A.などとのコラボ曲が収録されている。その中でも、SPARTAとのFamily、そしてKM本人が歌っているだろう、Everything Insideは最高。
KMについては然程詳しくないが、素晴らしい音楽を提供してくれるので大変感謝しております（トラックメーカーがアルバムを出すとか、featuring欄に載るとか珍しいよね）。
Vanitasの中でも今回はLast Danceを選んだが、Creepy NightmareもFLNもBlackout Seasonも良いので是非。

Sweet Memories - 松田聖子

松田聖子は母の影響で幼い頃から聴く機会が多く、ほとんどの曲を知っていると言っても過言ではない。今の松田聖子は歳を召してしまったが、若い頃の彼女は本当に可愛いし（個人的にはアルバム『ユートピア』のカバーが1番好き）、その当時に中高生だったら確実にハマっていると思う。
そんな松田聖子の曲の中でも、最近歌詞の良さに気付いたのが、このSweet Memories。「『幸福（しあわせ）？』と聞かないで。嘘つくのは上手じゃない」ってところが美しい。流石、松本隆といったところでしょうか（あまり詳しくないです、すみません）。YOASOBIのいくらちゃん（幾田りら）がカバーしているのも良いので是非！

Torture Me (feat. Skrillex) - 100 gecs

100 gecs は数年前に知人に教えてもらったが、かなり刺さる。それまではハイパーポップ系はそこまで聴くことはなかったが、under scoresも教えてもらって、ハイパーポップを聴くことも増えた。
そんな100 gecsが比較的最近、リリースしたのがこのTorture Me。そして本日2度目の登場、スクリレックス。まあつまり激アツなコラボな訳です。
これは100 gecsにしてはそこまで弾けていないので、聴きやすいかも。

One Way - Bleecker Chrome

Bleecker Chromeは日本の2人組のヒップホップグループ。日本で名前を聞いた事はなかったし、知らない人も多いと思う。ただ、メジャーデビューしたのは最近っぽいから、おれがロンドンにいる間に少しブレイクしたりしたのかもしれない。
これまた知人の紹介で知ったのだが、この2人組、なんか良いんすよね。Chrome SeasonっていうEPから入って（m-flo好きな人には彼らのcome againっていう曲のMV見てほしい）、ハマって、最近リリースしたのがこのOne Way。
音楽評論家じゃないので、ここがどう良いとかそんな批評はできないけれど、良いか悪いか（自分的にハマったか否か）は言える。これは良い。何が良いのかははっきりとはわからない。けど急に聴きたくなる時があるし、口ずさんでしまう時もある。それは良いって事じゃんか。
てことでこれは良いです皆さん、聴いてください。かの有名なMatt Cab氏とメンバーの1人のKenya FujitaがコラボしてるFirst Loveもかなり良いですよ。

大きな古時計 - 平井堅

ここで一曲変化球を。ただこの曲は冗談抜きで3月死ぬほど聴きました。確実に佐藤健主演のドラマ『100万回 言えばよかった』の影響ですね。影響されやすいんです、僕。
もちろん大きな古時計は昔から知っている曲だけれど、改めて聴いてみると、歌詞が良い。お爺さんの生まれた日にやってきた時計。そしてお爺さんが亡くなると時計は止まる。これ実話らしいですよ。本当かどうかはわからないけど。本当なら凄すぎる。
ということで改めて歌詞に注目してこの曲聴いてみて下さい。「まじかよ」ってなります。

前前前世 - RADWIMPS

3月ラストはまさかの前前前世。今更かよ！って感じだけど今更です。2023年に入って、人生で初めて"ちゃんと"『君の名は』を見まして（中学の時映画館で見たけど途中で寝て、よくわからなかった）、感動しました。内容に感動した、というよりは、映像の綺麗さとRADの音楽の親和性がシンプルに凄い。RADWIMPSのロンドン公演のチケットが即完だったのだが、その理由がわかった気がする。この映画見たらRAD好きになるわ。
そんで前前前世だけじゃなく、他の曲も良いんですわ。スパークルとか、なんでもないやとか。でも前前前世が作中で使われたシーン、覚えていますか。あれ凄いですよ。あの有名な「私たち、入れ替わってる？」からの前前前世イントロ。そこで東京の風景。あれエグいでしょ。鳥肌立ちましたわ。日本帰りたくなりましたもん、あれ見て。感化されすぎて、日本帰ったらやる事リストに「君の名は　聖地巡礼」も入れちゃったし。

ということで、以上が３月に聴いた曲のトップ10でした。
需要があるかはわからないけど、他の人のこういうの見るの好きだし、振り返ったら面白いと思うので続けていきたいですね。
あと、自分は自力で新たなアーティストとかをディグることはあまりなく、大体友達から勧められて、そこから似たようなのを攻めてく派なので、良さそうな曲やアーティストがいたら是非教えてください。

https://music.apple.com/gb/playlist/march-top10/pl.u-EdAVlPdtarqRkDW

では。