梅雨時期の気になる髪のうねりとケアについて
梅雨の時季の髪のお悩み
雨が多く湿度も高い梅雨の時季は、いつもより髪がうねって広がってしまうと感じたことはありませんか?
髪がうねってしまうのは、湿気と髪内部のたんぱく質の並びが原因と言われています。
梅雨に当たる6-7月は全国の平均湿度が約75%と高いため、「髪が広がる」「髪がボサボサになる」「髪がうねる」と普段よりセットが大変になります。
髪が広がる原因
湿気が多いと、必要以上の水分が髪に入り込むため髪の広がりや膨張が起き、まとまりのない状態に陥ってしまいます。
健康な髪が水を弾く疎水性の状態になっているのと異なり、髪の中間から毛先など、傷みがある髪は、水に馴染みやすい浸水性の為、湿気や水分をどんどん吸収していってしまいます。
その結果、健康な髪の水分量は15%ほどですが、痛みがある髪にはどんどん水分が入ってしまい水分コントロールがきかなくなるため、髪にボリュームがある方、剛毛・髪質が多い方はよりボリュームがでてしまい髪が広がってしまいます。
また、クセ毛が水分を吸うことで、よりうねってしまい髪が広がってしまう場合もあります。
日本人の髪質
日本人の7~8割はくせ毛と言われています。
普段多少のくせ毛があっても、ヘアセットをすることで
目立たなくすることができますが、梅雨時期や湿気が多くや汗がでやすい夏の季節ですと湿気が髪にどんどん入ってしまいクセ毛が目立ってしまいます。
髪の広がりや髪のうねりの原因は基本的には同じで、髪に水分が入り込み、水素結合が切れたりつながったりすることによって起こります。
湿度によって結合が切断された場合、クセやうねりが出たそのままの状態で
乾燥(再結合)されるため、髪が広がってしまったり、うねった髪がデザインとして固定されてしまいます。
パーマをかける際と同じイメージになります。
また、寝ぐせがある時に寝ぐせ直しとして朝に髪に水を
つけて、ドライヤーで熱を当てて寝ぐせを直したりするのと同じ原理になります。
くせ毛の特徴
くせ毛の場合もともとうねりがあるため湿気によってそれが出やすくなります。
直毛は根元から毛先に向かって滑らかな曲面でかつ断片も円に近い状態です。
一方でクセ毛は髪の毛を断面で切った時に、太さが均一でなく、クセの度合いが強くなるにつれて断面も楕円形からさらに三角形に近くなっていきます。
よってクセ毛が強い髪を触るとザラつきを感じます。毛根から髪がまっすぐに生えていない場合もあります。
梅雨の時期の髪のお悩み
家でヘアアイロンでストレートにしても会社についた頃にはもううねり始めている。また、前髪の巻きがすぐに取れてしまうなど、梅雨の時期には普段通りにセットをしていてもセットがとれてしまったり、うねったりしてしまいます。
ケアとして大切なことは、髪に水分を入れて、キューティクルの膜をしっかりアウトバストリートメントで形成することです。
くせ毛になる理由
クセ毛の場合、空気中の水分バランスが偏ってしまうため、「うねり」や「ごわつき」などが出て、ボサボサヘアに見えてしまうのです。
また、毛穴のねじれが原因の場合もあります。
よって朝のセットした時の状態をキープするには、毛髪内の水分バランスが特に重要になります。また、ダメージ毛の場合は髪内部に水分を入れ、
キューティクルの外側に膜をはり、ドライヤー、アイロン、コテを使用して熱で髪にしっかりくっ付いてくれるアウトバストリートメントの使用がお勧めです。
髪の広がりやうねりを防ぐ3つのポイント
ポイント1
お勧めは弊社の水分ケアのアウトバストリートメント
「プラチナコラーゲン」を髪の根元から毛先まで塗布してしっかり乾かすことです。
またうねりは根元から起きるので、根元をしっかりドライヤーで乾かします。
内部の髪から、毛先、表面の順に風を当てていくと良いです。
ドライヤーの風を下から上に当てるとボリュームが出るので上から下へ向けて手で抑えながら乾かすと髪がまとまりやすくなります。
温風で乾かした後、冷風で当てると髪がまとまりやすくなります。
ポイント2
2つ目のポイントは、髪が水分を吸わないように、キューティクルの表面に健康な髪と同じく水分や湿気を弾く膜をつくることです。
こちらも弊社の「エルカラ20」または「エルカラ20オイルエッセンス」を使用すると、髪内部に水分を閉じ込めることができるのでとてもお勧めです。
塗布した後にアイロン・コテを与えると熱から髪を守り、髪内部のタンパク質と植物由来のエルカラクトンの
成分が結合してキューティクルの表面を油膜を形成してくれるので、ヘアセットも一日中キープできやすく、
湿気が髪に入ってこない構造になるので、髪がうねりづらくなります。
ダメージすればするほど、髪の毛は水を吸いやすいダメージ毛になります。
髪が湿気により水分を吸収してしまうと、髪のうねりが発生し広がってしまいます。
よって髪のダメージを最小限に抑えることが大切です。
具体的な方法としてはヘアアイロンの熱から守るエルカラ20を先に塗布してからヘアアイロンをおこないます。
また、キューティクルをダメージさせないように洗浄力の強いシャンプーを使わないなども対策として挙げられます。
ポイント3
3つ目のポイントは、髪のダメージがある箇所に栄養と水分を補い髪の水分バランスを正常に保つことです。
ヘアマスクを定期的に使ったり
ドライヤーの前にヘアオイルやヘアミルクをつけたりすることが重要です。
こちらも弊社の「モイストゲル」ヘアミルクがとてもお勧めです。
ドライヤーで乾かす前に髪にしっかり揉みこむことで、髪内部に水分を蓄える働きをするたんぱく質を補修でき、水分を保持しやすくなります。
また、タンパク質同士をくっ付ける接着剤のような働きをするセラミドも補充できるので、ハイダメージ毛の修復や指通りが良くなります。
就寝時にドライヤーで乾かす前に使用することでしっかりと髪のダメージを補修してくれるので、翌日のセットが簡単になります。
まとめ
クセ毛の対処法は、根元からしっかり乾かし、髪の水分バランスをしっかりケアすることです。
髪のキューティクルの本来持つ機能を補修していくことが、「うねり」「絡まり」「ボサボサ」の状態になりづらく、つやのあるスタイルを一日中キープする秘訣になります。
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