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価値観に合った生き方

  シンドラーのリストという映画を観た。1993年に公開されたスティーブン•スピルバーグ監督の映画だ。非常に有名な映画なので、観たことがある人も多いと思う。Amazon primeに加入してからどこでも映画を観ることが出来るようになったので、最近は第二次世界大戦頃の映画を良く観るようにしている。 
 自分の子供が大きくなるにつれて、色々と説明を求められることが多くなってきた。8月15日は日本の終戦記念日なので、テレビでもそのニュースが取り上げられており日本が戦争をした経緯などの説明を求められたわけだ。

 改めて人に説明しようとすると自分がきちんと理解出来ていないといけない。勿論映画は脚色されている部分もあるわけだが、こうした戦争映画なんかは当時の各国の思惑だったり、当時の人々の様子を理解しやすいので、観る機会を増やすようにしている。

 さて、映画はナチス党党員のオスカー•シンドラーがポーランドの町で工場を経営、ユダヤ人を従業員として働かせることで、1,300人程のユダヤ人が収容所に送られることから救ったという話だ。
 興味深いのが、彼がナチス党員でありながら、ナチス党のユダヤ人虐殺の事実を目撃していく中で自分の良心との呵責から、少しでもユダヤ人を救おうと心が揺れ動いていく様子だと思う。
 あくまで表向きは工事経営のための従業員の確保が目的で、なるべく目立たないように工作しようとするところに人間らしさを感じた。
 同時のナチスの政策を考えると、少しでも反乱する行動を取れば自分の命に関わっていたと思う。そんな空気の中でも自分の価値観に沿って生きようとする姿勢は現代においても見習うべきところがらあると思う。

 最終的に如何に自分の価値観に沿って生きたか、後悔が残らないよう日々過ごしていきたいと思う。

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