見出し画像

柔術とグラップリング

 僕が通っている柔術教室では柔術のスパーリングの時間と同時にグラップリングのスパーリングも出来るようになっている。柔術のスパーリング希望者は道着を着て、グラップリングのスパーリング希望者はノーギで実践するのだが柔術とスパーリングを学ぶことはきちんと意味があるようだ。
 柔術では道着を互いに着ているので、道着を掴んで相手と密着したり技を掛けようとする場面がある。人によっては握力で相手を制圧したり、道着を使って相手の動脈周辺を圧迫して一本を取ろうとする強引な人もいるのだがそれでは中々上達には繋がらない。
 つまりノーギで道着を利用出来ないシチュエーションでも相手に技をかけたり有利やポジションを取ることで体の上手い使い方を学ぶきっかけになり、その結果柔術も上達するようだ。
 まあ僕は両方共楽しいのでどちらかに極端に偏るのではなくバランス良く実践出来れば面白いと思っているのだが、柔術に限らずバランスを取ったり異なる角度から物事を学ぼうとすることは効率的な上達に欠かせない姿勢だと思う。

 明日もレスリング教室に通う予定なのでまた異なる物の見方が出来れば良いと思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?