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思い込みがもたらす弊害

 先週末から発生していた仕事の懸案を気にし過ぎて行動が鈍くなってしまっていた。お客さんとの交渉事が苦手な僕はなるべく波風を立てない様に周りの堀を埋めていき、「こう言われたらこう返そう」と様々なシチュエーションを想定していざお客さんに本日連絡したのである。
 結果はびっくりするほどあっさり商談が成立してしまった。あんなに時間をかけて悩んでいたのは何だったのかという状態だった。
 これは必要以上に心配してしまって物事を大きく見積ってしまっていたがために起きた出来事である。
 結果的にはすんなり収まったものの、時間とストレスを抱えることになり生産性を低下させることとなってしまった。
 勿論色々と想定して準備をすることは大切だが、そこに時間をかけ過ぎてしまうと思わぬ弊害になるということを改めて実感した。回答に時間をかけ過ぎてしまうと些細なことが却って大きなクレームに繋がる恐れもある。それよりはテンポ良くキャッチボール出来た方がお客さんの印象も良くなるのではないだろうか。
 自分の手元にボールは持たずになるべく早く手放す重要性を改めて認識したのであった。行動しながら対策を講じたりするぐらいのスピード感が大切なのかもしれない。

 1つの懸案は解消されたわけだが、次はどうなるか分からない。即行動を意識してまた仕事に励みたいと思う。

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