見出し画像

2023年の購入品紹介 書籍編

前回は昨年購入したインテリア、洋服、日用品を中心に紹介しましたが今回は書籍に絞って紹介していこうと思います。参考になれば幸いです。

『ハプスブルク家史話』

『ハプスブルク家史話』江村洋著、東洋書林、1998年

『ハプスブルク家の光芒』

『ハプスブルク家の光芒』菊池良生著、ちくま文庫、2009年

最近、ハプスブルク家(特にスペイン)の歴史にはまっているのでその関係の本を購入しました。きっかけはYou tubeの解説チャンネル「よつばch」だったのですが、スペインハプスブルク家が近親婚を繰り返したことで重い障がいのある子どもが生まれるようになり断絶したエピソードが特に面白くてもっと深く調べてみたい!と思いました。スペインの話はもちろんのこと、オーストリアのマリア・テレジアとその家族、最後の皇后エリザベートなどおもしろエピソードがまとめられている本です。

『死を招くファッションー服飾とテクノロジーの危険な関係ー』

「死を招くファッションー服飾とテクノロジーの危険な関係ー」アリソン・マシューズ・デーヴィッド著、安部恵子訳、化学同人、2019年

ファッションがもたらしてきた人間の健康被害についての論文です。紳士の帽子に用いられた水銀、緑のドレスに用いられたヒ素、火が燃え移ると途端に焼け死んでしまうクリノリンなど、死をもたらすファッションがいかに多くあったかがわかります。あまりこの手の本を読み慣れないのでなかなか難しくてまだ全部は読めていませんが、とても興味深いです。

エドワード・ゴーリー
『不幸な子供』
『ギャシュリークラムのちびっ子たち』

『不幸な子供』エドワード・ゴーリー著、柴田元幸訳、河出書房、2001年
『ギャシュリークラムのちびっ子たち』同上

こちらは松濤美術館のエドワード・ゴーリー展に行ったときに購入しました。エドワード・ゴーリーのことはそれまで知らなかったのですが、とても緻密な線画となんともいえない不気味な世界観が惹きつけられます。

『創作活動のためのメルヘンファンタジー衣装アイデアBOOK』

『創作活動のためのメルヘンファンタジー衣装アイデアBOOK』
こもりひっき著、日本文芸社、2023年

イラストレーターのこもりひっきさんのイラスト集兼解説書です。イラストだけでなく、衣装のパターン集やメイキングなども掲載されていてとても勉強になります。自分で描くときに服装をどうしようか迷ったときに参考にしようと思います。

『心ときめく世界の民族衣装』

『心ときめく世界の民族衣装』、松本貴子編集、双森文絵、産業編集センター、2023年

世界の民族衣装を双森文さんのイラストとともにわかりやすく解説している本です。こちらも絵を描くときに参考になると思って購入しました。いろいろな民族衣装のイラストを楽しめるだけでなく、その国の風俗や歴史についてもわかります。

『透明感のある女の子イラスト』

「透明感のある女の子イラスト」優子鈴著、マール社、2023年

イラストレーター優子鈴さんによる水彩イラストの描き方解説本です。水彩絵の具の特徴から画材の紹介、メイキングまで一連の水彩イラストの描き方がまとめられています。少ない色数で描くというコンセプトで描かれているのでこれだけの色でこんなにいろんなニュアンスが出せるんだ!という部分が特に面白いです。

『じゃりン子チエ』文庫版1~15巻セット

『じゃりン子チエ』文庫版1~15巻セット、はるき悦巳著、双葉社、2019~21年

昨年一番お世話になった漫画は『じゃりン子チエ』でした。子供の頃から部分的には読んでいて好きだったのですが、改めて他の巻も読みたくなったので思い切って1~15巻をまとめて買いました。これでもまだ全巻ではないです笑。ちなみにコミック版はもう絶版になっています。『じゃりン子チエ』は賛否両論があるなかなかきわどい作品ですが私はとても好きです。私的には鬱になったときに読むのにいい本、という感じです。昨年もたびたび鬱になったことがありましたが『じゃりン子チエ』だけは体調の悪いときでも楽しんで読めました。何より笑いがすごく面白くてどの回も笑えるし、どんなときでも明るくしゃんとして生きていくチエちゃんも好きです。

初めての書籍紹介、いかがでしたか。最近は本の値段もどんどん高くなっていてなかなか気安く買えません。なるべく中古で安いものを選んで買っていますが、やはり本当に興味のある本、漫画や絵を描く参考になるような本は積極的に買うことにしています。もともと読書が好きなので、今年もいろいろな本に出会いたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?