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読書記録:Games Mother Never Taught You

ビジネス・ゲーム 誰も教えてくれなかった女性の働き方』という本を読みました。原題だと"Games Mother Never Taught You"で、なんだか皮肉が効いていて笑っちゃったので、タイトルに入れてみました。

とにかくめちゃくちゃ面白かった!

タスク管理からキャリア、オフィスでの服装・恋愛まで。93年発売にも関わらず、2023年 アラサー社会人のサバイバルに役立つ事実が網羅されていて、人生で読んで良かった本ベスト3に入ったのは間違いなさそう。

むしろ93年の女性には刺さらなそう、令和の日本でやっと「自分にも取り入れられるかも…?」と思える段階な気がする。それはそれでどうなんだ?と思いつつ、自分としては今の年齢でこの本に出会えたことはとっても嬉しい!

一般的なビジネス書と違って、格好つけていないのがすごく良い。カッコいいビジネスウーマンを目指すのではなく、あくまで損をしないための秘訣が並べられている感じ。

きっと今後の人生でも沢山思い起こすだろうと思うので、自分用に特に意識したいことだけメモ✍️ 


会社 ≒ 軍隊

  • 会社と軍隊の仕組みは同じ(軍隊では、下級官が将軍にモノを言うことは罰則対象!)そのため、効率よりも秩序が大切な場面が多々ある。

  • 軍隊的な振る舞いはチームスポーツに近いため、競技割合の多い男性の方が長けている傾向にはある。

  • 誰にでも平等にチャンスが開かれているわけじゃない(cf. 軍隊におけるキャリア組 / ノンキャリの扱い)

必要なスポーツ精神

  • 負けても必要以上にがっかりしない:失敗をマイナスと捉えて落ち込まずに試合に備えなくてはいけない。自分のネガティブな気持ちをコントロールする能力が必要。

  • 勝つための秘策は誰も教えてくれない:情報が大切。昇進している人の動きをよく見て行動 + 自分の仕事を管理職の視点で見ることで評価が見えてくる。

  • 適切なポジション取り:媚びたポジション取りや女性向け役割に甘んずることは長期的には確実にマイナス。不要な扱いや未来のないポジションからは出来るだけ早く抜け出すべき。同時に、役割範囲を超えた仕事は、評価の対象にはならないため、必要以上の責任を負うべきではない。

働くことへの意識

  • 仕事は常に妥協が必要。質より速度が求められることが多分にある。

  • 働くこと=「生活の糧を得ること」:やりがいを求めた転職は△ 

  • Assertive(=周囲に反感を与えずに、自分が欲しいものを手にいれる)な姿勢を目指そう。服装や姿勢で示していくことも◎

  • 勉強は大切。でも、実務経験の価値がより高い。


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