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個人運営シェアハウスのつくり方【前書き・目次のようなもの】

本でつながるシェアハウス』の元管理人が個人でシェアハウスをつくる方法をまとめました。

『本でつながるシェアハウス』は、かつて吉祥寺に存在した「図書館に住みたい!」というコンセプトのシェアハウスです。2020年10月クローズ。個人で一戸建てを借り、気の合う仲間たちと暮らしていました。

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実践してきた内容をもとに、以下のような内容をできるだけ具体的に紹介したいと思います(クリックすると詳細ページへジャンプします)。

初期費用を抑えつつ、大儲けはできないけれど赤字にはならず、気の合う仲間と楽しく暮らせるような運営方法を紹介しますので、シェアハウスに興味のある人はぜひ参考にしてください。


個人でシェアハウスを運営することはできる?

できます、できました!

  • 経験なし

  • 実績なし

  • 物件なし

という状況からでもシェアハウス運営をスタートすることはできます。

僕も完全にゼロの状態からスタートし、『本でつながるシェアハウス』を立ち上げ、運営していました。

ただ、準備は必要です。やるべきことをざっくりとでも知っておく必要もあるでしょう。

シェアハウスをつくるためのざっくりとしたステップ

ざっくりとしたステップは以下のとおりです。

・事前準備
・物件探し
・リフォーム・家具家電設置
・入居者募集
・運営・管理

それぞれ個別の記事で詳しく解説していきます。

……とその前に、いくつかあるシェアハウスの運営形式について確認しておきましょう。

シェアハウスの運営形式

[物件取得方法 × 管理方法]で考えると、シェアハウスの運営形式は以下のように分類できます。

個人でシェアハウス運営を始める場合、[借りて貸す(サブリース)× 自分で管理する]というスタイルが最もハードルが低いでしょう。

僕もこの方法でスタートしました。

ここでは、主にこの方法について解説していきますが、その他の方法についても簡単に確認しておきましょう。

[物件取得方法①]持ち家を活用する

稀なケースだと思いますが、持ち家を自由に使える状態であれば物件探しという高いハードルを一気に飛び越えられます。

  • 相続した家をうまく活用したい

  • 実家が空き家になっている

という場合は、シェアハウス化を検討してみるとよいでしょう。

[物件取得方法②]中古物件を購入する

資金と勇気と覚悟が必要です。

購入したからといって入居者が集まるとは限りませんので、リスクもあります。

シェアハウス運営経験者向きだと思います。

[物件取得方法③]新築する

より大きな資金と勇気が必要です。

自分も住み続けるという覚悟をもっているならアリかもしれません。

実際、個人でシェアハウスを新築して住みながら運営している人もいます。

[物件取得方法④]借りる

オーナーさんから一戸建てなどを借り、入居者へ転貸するスタイルです。「サブリース」とも呼ばれます。

シェアハウスとして利用することを許可してくれるオーナーさんと出会うまでの苦労はありますが、その他の方法と比較すると資金面でのハードルは低く、スタートしやすいでしょう。

「借りた一戸建てを他の人に貸していいの……?」と思うかもしれませんが、転貸の可否は契約内容によります。

一般的に賃貸物件を借りる際は、契約書に「住居以外に使用するのはNG」といった文言が書かれているため、シェアハウスとして利用したり他の人に貸したりすることはできません。

シェアハウスとして利用するなら、オーナーさんと契約する際に契約内容を検討し、シェアハウスとして利用すること、他の人へ転貸することを許可してもらう必要があります。

勝手にシェアハウス化すると契約違反となり、トラブルが発生したり契約を解除されたりする可能性があるため注意しましょう。

オーナーさんとの契約方法については【物件探し編】で詳しく解説しています。

[管理方法①]業者に委託する

集客や管理をシェアハウス業者に委託する方法です。

契約にもよりますが、手数料として家賃収入の10〜20%を業者へ支払うケースが多いでしょう。

専門の業者に委託すれば、無名の個人として集客するより入居者が集まりやすく、収益は安定します。

ただし、その業者のカラーになってしまうというデメリットもあります。

自分の色を出したい場合は、個人で管理や運営をするのがおすすめです。

[管理方法②]自分で管理する

住みながら(または通いながら)、自分で管理することも可能です。入居者と密に関わりながら運営を楽しめます。

シェアハウスを退去してからも、シェアハウスをクローズしたあとも、連絡を取って飲みに行けるような気の合う仲間と出会えることもあります。

物理的な空間だけではなく自分も含めた人と人のつながりをつくれること、人と人がつながる場に立ち会えることは、自主管理の醍醐味です。

ただし、自主管理には手間がかかります。入居者の募集・契約から日々の運営まで、すべてを自分で行わなければなりません。

無名の個人を信頼してもらう必要もあり、入居者の募集で苦労する可能性もあります。

シェアハウス運営をスタートする流れ

以下、シェアハウス運営の流れを解説します。

それぞれ個別の記事で詳しく解説していますので、気になる部分から読んでみてください。

事前準備

「シェアハウス運営に興味はあるものの、実態をよく知らない……」という場合は、情報収集から始めましょう。

シェアハウスに住んで体験してみたり、運営方法を学んだりすることも大切です。

>>【事前準備編】はこちら

物件探し

個人でシェアハウス運営をスタートするにあたり、一番の難関は物件探しです。

シェアハウスに適した間取りや物件の探し方、オーナーさんとの契約方法について確認しておきましょう。

>>【物件探し編】はこちら

コンセプト決め

シェアハウスのコンセプトとは、建物全体の雰囲気や暮らし方のイメージを言語化したものです。

コンセプトを決めておけば、他のシェアハウスとの差別化を図りつつ、入居希望者に対してシェアハウスの全体像を一言で伝えることができます。

>>【コンセプト編】はこちら

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以下、鋭意執筆中です!!

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