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子連れMBAの話

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子連れMBAの想いから、参加してくださったみなさんの声やイベントレポートなど。生の子連れMBAが丸わかりです。
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読みたい記事は以下のリンクから探すと便利です! 🌈子連れMBAの考える「新しい生き方・働き方」 ✳️子育てとビジネス 📕実証されていた!子育てが仕事力をアップする ✳️リーダーシップ 📕これからは誰もがリーダー!最新のリーダーシップ理論の話 📕最先端の経営学から、リーダーシップ3つの誤解 ✳️学び 📕大人は学ばないと子供以下になる?!〜大人に学びが必要な理由 📕ワーキングマザーでもできる!「大人の学び」の3ステップ 📕ボランティアするにもリスキリング(学びなおし)が必要な

ワーママの板ばさみと、変われない日本企業の正体

ワーママはサンドイッチの間のきゅうり 職場で言いたいこと、やりたいこといっぱいある! でも、あと1時間でお迎えに行かなきゃいけないし、今は言い出せない。 お願いだから話しかけないで・・ 仕事と子育てで板挟み、会社で思い切ったことをやりたくっても、言い出すと子育てに影響するので、やりたいことがあってもグイグイいけない。それがワーママ(ワーパパも)の日常です。 まるでサンドイッチに挟まれているきゅうりのように、身動きがとれません。 ワーママを挟むパンの正体は?こんなサンドイッ

努力は夢中には勝てない〜Play first〜

「努力は夢中には勝てない」 趣味でも、仕事でも本当にそう、納得しかない言葉です。これは『論語』の言葉「知之者不如好之者、好之者不如楽之者」を訳したものだそうです。 「好きこそものの上手なれ」でしょうか。 私は、マインクラフトやレゴは、ご飯や寝るのも後回しで夢中でやっている11歳と6歳に全く勝てません! 歴史でいうと、出世のために南極大陸を目指した軍人のスコットと、根っからの冒険家のアムンセンのお話もそうですよね。(悲しい結果となるスコットは、得意な人の力借りたらよかったじ

日本のスタンダードを変える!〜国際女性デーによせて

3月8日は国際女性デーですね。 半径5mからのチェンジを起こすラーニングコミュニティ、子連れMBAはママもパパも大歓迎。ただ、6年前にスタートしたのが、平日昼間の育休者の集まりだったので(当時は男性育休は超レアでした!)女性が多いのです。 今日は「国際女性デー」によせて、ちょっぴり日本のジェンダーの現状をみなさんにシェアします。 実は去年、私たちは、Googleの非営利むけプログラム「 Google.org インパクトチャレンジ for Women and Girls」に

「箱入り娘」から飛び出そう!〜スマホで越境学習する方法

『箱入り娘』という言葉を何年ぶりに聞いたことでしょうか!先日こんな声を聞きました。 「自分がこれまで『箱入り娘』だったことに気づきました」 これは子連れMBAの仲間の言葉。よくよく聞いてみると、就職して10年以上たつと、ふだん会社の中の人としか出会わなかったのが、育休中に子連れMBAに参加して、社外の人と話す中でこれまでの価値観が大変化したとのこと。 「価値観まで変わるなんて、相当すごい人と出会ったのでしょうね!」 そう思われるかもしれませんが、出会うのは、自身と同じ

傷つかない程度になぐり合うのが多様性

私の初めての起業の大失敗はずばり、自分1人がぐいぐい引っ張って事業を立ち上げたことです。これが本当にしんどかったし、成果もほんとでなかった! 起業すると自分の時間をコントロールでき、子供との時間も増やせるはずだったのに、会社員のときよりも長時間労働で、深夜も休日も駆り立てられるように働くし・・更に、自分だけが長時間働いて責任を負っているんだというピリピリ感が、周囲のメンバーにも伝わり、今思うと最悪でした。 この反省から、非営利活動の「子連れMBA」では、6年前からメンバー

新しい時代の「学び」とその「学び方」

8月から参加している「アメリカン・エキスプレス・リーダーシップ・アカデミー2021」が後半に突入。進むごとに自分も事業もパワーアップして、めちゃくちゃ役に立っています。が一方、noteにプログラムでの「学び」を投稿しようと思うものの、なかなか書けないのです。 なんでかな・・と考えたところ、文章でシェアできるような「知識」は「学び」ではないこと、そして最近「学び」の内容が大きく変わっていることに気づきました。 そこで今日は、これからの「学び」とその「学び方」をみなさんにお伝

Googleのプログラムで世界の8千団体からファイナリストに進んだ話

この春、「子連れMBA」はGoogleが社会貢献として 全世界対象に募集していた、非営利活動向けの支援プログラム「 Google.org インパクトチャレンジ for Women and Girls」に応募しました。その結果、世界中からの7,800団体の応募から、審査を通過して最終選考まで残りました。私たちのように、最終選考に残ったのはおそらく50団体ぐらいでしょうか。 とにかく、忘れてしまう前にここに残すことで、私たちのこれからの活動に活かすとともに、同じようなプログラム

母が赤ちゃん抱っこしながら学んだら?〜子連れMBAの話0

私は会社員だった7年前に副業として「子連れMBA」を立ち上げました。今日はこの「子連れMBA」を育休中に立ち上げたお話しです。 会社ではできないことをしよう!2015年、次男出産の際、大阪のポッキーで有名な菓子メーカーに勤めていた私は、初めて「育児休暇」を取得しました。 長男出産時には、東京での仕事を退職して、親族の多い京都へ戻り、全日制の大学院(MBA)に通っていました。 出産して3週間で授業に戻ったので、授業外のグループワークではよく、家からSkype(当時はzoom

仮面を脱ぎ捨てよう〜ティール組織をやってみた!「全体性」

「会社ではできないことをしよう!」そんな想いで6年前から、会社と真逆の組織のカタチに挑戦している私たちの経験を交えて、ティール組織のエッセンスをお届けするシリーズ、今日で最後です。 今回も、ティール組織の説明については、忙しいワーママや子育て世代に超オススメの音声メディアVOOXの嘉村賢州氏(東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授)のとってもわかりやすい説明を使わせていただきました。 ティール組織のエッセンスを私たちの経験を交えながらまとめた記事は以下のとおり。今日の

ビジョンは変わっていい?〜ティール組織をやってみた「存在意義2」

「会社ではできないことをしよう!」そんな想いで6年前から、会社と真逆の組織のカタチに挑戦している私たちは、「ティール組織」という考えを参考にしながら試行錯誤しています。 この実体験を通して、ティール組織のエッセンスをみなさんにお届けすることで、少しでもステキな組織が増えばうれしいです。 今回も、ティール組織の説明については、忙しいワーママや子育て世代に超オススメの音声メディアVOOXの嘉村賢州氏(東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授)のとってもわかりやすい説明を使わ

オンライン時代の陰の立役者〜これから重宝される2つの資質とは?

昨年からオンラインイベントがとっても身近になりました。みなさんの中でも、オンラインイベントに参加したことのある人がほとんどでしょう。  一方、オンラインイベントを運営したことのある方はおられますか?もしかして、それほど多くないかも知れませんね。 「会場手配も必用ないオンラインイベントなんて、簡単でしょ!」 多くの人はそう思われるかもしれませんが、それは大きな誤解です。 場所を借りる費用や手間はなくなったものの、リアルの雰囲気でごまかせないオンラインだからこそ、裏ではプロ

企業は死んでもいい?〜ティール組織をやってみた!「存在意義1」

「会社ではできないことをしよう!」そんな想いで6年前から、会社と真逆の組織のカタチに挑戦している私たちは、「ティール組織」という考えを参考にしながら試行錯誤しています。 先日から、みなさんの組織やチームにちょっぴり役立ててもらえるように、ティール組織のエッセンスについて、私たちの体験を交えながら書いています。今日はティール組織のエッセンスのひとつ「存続意義」について書きます。 前回の、ティール組織のエッセンス「自主経営」はこちら🔽 ※今回も、ティール組織については、忙し

ひとりひとりが意思決定できる仕組みとは?〜ティール組織をやってみた「自主経営」

「会社ではできないことをしよう!」そんな想いで6年前から、会社と真逆の組織のカタチに挑戦して子連れMBAという活動をしてきました。その中で「ティール組織」という考えを参考にしながら試行錯誤しています。(以下ご参照) 今日はみなさんの組織やチームにちょっぴり役立ててもらえるように、ティール組織のエッセンスのひとつ「自主経営」について、私たちの体験を交えながら書きます。 ティール組織については、今回も音声メディアVOOXの嘉村賢州氏(東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授