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師匠と私-Episode 0
私には師匠と呼んでいる人がいます。
師匠との出会い。
その人は、会社で扱っているkintoneプラグインを開発している人で、名前は知っていました。遠くに住んでいて、一度も出勤することなく、畑仕事をしながら田舎で暮らしているそうです。
ノマドワーカーですね。憧れます。
あるときどうしても質問があり、声をかけたら、いろんな話をしてくれました。kintoneの好きなところをいろんな人に聞いてた時期です。
それからいろんな話をしているうちに、たくさん面白いことを教えてくれたのでいつからか「師匠」と呼ぶようにしたのです。
師匠はいそがしそうなのに、遊びに付き合ってくれてます。
軽い気持ちで「JavaScriptの勉強しようかなあ。。。」と言った時も「いつからやるんじゃ?わしがサポートするぞ!」と言ってくれました。
軽い気持ちで「kintoneアプリプラグインをつくる!」と言った時もみてくれて、褒めてくれて、アドバイスしてくれました。
根っから人に教えるのが好きみたい。
人になにかを提供するのが好きみたい。
それからプログラミング、コーディングがなにより好きみたい。
師匠は、プログラミングの先生向きだと確信しました。
素質は十分。
子どもの心がわかるし(いつまでも童心!)
サービス精神旺盛だし
たくさんほめてくれる!
ちょっと話が変わります。
私が考える「理想のプログラミング環境」
①自分でなんとかインプットしてみる
本とかインターネットとか。独学。
(私の場合、いろんな理由で学校の選択肢はありません)
↓
②自分でやってみて、つまずく
↓
③ここでメンター登場!
アドバイスやヒントをくれるすごウデの助っ人登場
↓
④なんとか完成
この「理想の環境」をつくるには③が大事です。
周りにメンター(聞ける人)がいるかどうかです。
(周りでなくてもネットでいいのでは?というツッコミがありそう)
メンターは、自分が知っている人がいいと思ってます。その人が何を得意で、どんな考え方をしていて、何が好きで。こういうことを知っていると(教えてもらうだけの)損得以上の関係が築けます。
信頼と、やりとりが楽しいという幸せな関係です。
あるとき、子どもがゲームを作りたいと言ったので、プログラミング教室を調べたことがありました。どうしても教室だと「理想の環境」とは違い、課題やカリキュラムがあります。
どうかなと思っていたら、CoderDojoを見つけました。
CoderDojo(コーダー道場)は、教えない!
CoderDojo は7〜17歳を対象とした非営利のプログラミング道場です。2011年にアイルランドで始まり、世界では112カ国・2,200の道場、日本には211以上の道場があります。
内容も規模もそれぞれ異なりますが、どの道場でも主体的に学ぶ姿勢が大切です
詳細はサイトにありますが、子どもは好きなことを自分ですすめて、困ったときにメンターにアドバイスをもらうようです。
まさに私の「理想の環境」です。
※余談ですが、道場(開催場所)やチャンピオン(運営者)、ニンジャ(子ども)と、独特な呼び名があります。
面白そうと思い、近くの道場に問い合わせてみたのですが、活動休止していて再開の予定はないとのことで、この話はおしまいになりました。
(2年前くらいの話です)
そして今。
師匠とやりとりしていて、
プログラミングの先生、教室、それから
CoderDojoのことを思い出しました。
利己は利他、Win-winの関係
師匠にきいてみると、
「実はプログラミングの先生やってみたかったんじゃ」
「いままで何度か話があったが、立ち消えたりして実現してないのじゃよ」
「上下関係になるのは嫌なので、謝礼などは考えておらんのう」
師匠、やっぱり、プログラミング先生への興味があったのですね!
それなら、CoderDojoはどう?
やりたいことならぜひ挑戦してほしい。
師匠が先生になってくれたら最強!(師匠がすごい人なのは知っている)
いろいろ教えてもらってる恩返しができるかもしれない。
子どもも興味もって参加するかもしれない。
放課後の居場所とか、余暇の使い方とか、子どもたちに提供できる。
自分のプログラミングのウデが上がるかもしれない。
いろいろ考えると、
師匠もやりたいことできて、私もプログラミングに関わりができて、子どもも楽しめて(参加する方たち)全員がHappyになれるかも。
みんなの利己が利他になり、Win-winの関係になれる。
とても素敵です。
実現するかどうかはこの後の展開によりますが、
いま、Happyな計画が生まれました。
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