子育てで感じる既視感とシンクロする

子育てをしていてよく思うことがあります。
全く初めてのことをしているのにデジャヴュのような感じ。

どういうことかと言いますと、自分自身の経験として子供を育てたことはないのですが、自分が育ってきた過程で、「あぁ、うちの両親もこういう視点でものを見ていたのかな」と当時の親と勝手にシンクロする現象。

僕が覚えている記憶は3歳の幼稚園くらいのときからで、それ以前の記憶は全くありません。が、父親がマメなのできっちりアルバムには残してくれてます。ので、大きな出来事の写真は頭の中にぼんやり素材として入っている。

この素材が、僕の脳内で勝手に映像を作っちゃう感じなんですね。

例えば、僕の娘が生まれたとき、両親や兄弟が集まってワイワイなってる場にて。周囲を見回して、ふと「あぁ、自分が生まれたときもこんなふうだったんだろうな」って思ってると、脳内ディープフェイク動画の生成がスタート。僕と妻が、僕の両親に、僕の娘が僕に、という感じでアルバムの中の若い両親と祖父母、赤ん坊の僕の顔が目の前の映像に乗っかるイメージ。

なので、こんなふうなこと考えてたのかなー、とか、妄想もかはどります。

2020年、今、僕は39歳。最近「あぁ、俺ってこんな歳になってもこんなことやってるなんて、若い頃は想像もしなかったなー」みたいな感じのことを良く思うんですが、父親がそのくらいの歳のとき、どんなだったかかんがえてみたりとか。

僕は、家族とあまり話すタイプではなかったんですが、自分の子供を通じて勝手に妄想の中で親と対話する、みたいな感じです。いや、実際に喋ればいいじゃん、て感じですが(笑)

あ、そんな全くしゃべらないわけじゃないし、なかがわるいわけでもないですので。ただ、シャイなだけです。でも、話せるときに話とかないとな、というのもそろそろ意識するお年頃。

そういう意味でも、子育てというのはおもしろいなと思っています。

これが孫とかになるともっとおもしろかったりするのかな。
Life Gose On

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