5/23 子ども食堂開催報告

本日は利用者31名、ボランティア31名の合計62名で賑やかに過ごしました。
ボランティアは新規登録者が4名がご参加いただき、2回目以降の参加者も多くご参加いただきました。
今日は当会のボランティア様のことについて特に書きたいと思います。

今回は高校大学の学生のボランティア参加が多く、ありがたく思いました。
見守りの人数が多かったため、いつもよりも安心して予約を受け付けることも出来ました。当日急遽参加できなかった方を合わせると37名の予約を受け付けていました。
見守りの人数が少ないと、安全面を配慮して、室内の小さなサッカーセットなどをしまっているのですが、今回は出すこともできて、子どもたちにも喜んでもらえました。
また、タイピングの練習をしているという子がいたのですが、何人かのボランティアの方と一緒に対戦して楽しむこともできました。
子どもたちのやりたいをなるべく叶えるには見守りの人数が少ないとできないこともあります。また、様々な人と関われることが子ども食堂の魅力の一つでもあるので、ぜひボランティアの皆様にはどんどんお気軽に参加していただきたいと思います。
今日はなになにさん来ないのと質問が来るボランティアの方も増えてきて、子どもたちにとって、信頼できる人が増えてきているなと実感しています。
もちろん、毎回の参加は難しいでしょうし、無理は続かないので、少しづつ継続的に参加していただければ本当にありがたいです。
今回初参加だった学生のボランティアの方と一緒に帰りたいと声をかけていた子どももいて、少しの時間ですが、楽しい交流となってくれたんだなととても嬉しく思いました。
それぞれのボランティアの皆さんの動機もさまざまです。子どもは好きだけど接し方がわからなくなってしまっていたので、それをなおしたいという方もいたり、将来教員や福祉の職につきたいという方もいますし、単純にどんな場所なのか知りたいという方や、卒業論文を書くためというかたも中にはいました。最近多いのは友達に誘われてということもあります。お声がけくださるのは本当にありがたいですね。ボランティア活動の楽しさや安心して活動できるということが実感できないとなかなか誘うということはしないと思うので、参加してくださる皆様の雰囲気のおかげだなと感じています。

参加頻度でいえば長く続く方もいれば、一度きりのかたもいます。それぞれの参加できる時間にお任せしています。そこは無理ない範囲で参加してくださればいいなと思います。少なくとも子ども食堂ってこんなところなんだと実際の現場をみてもらうことが何よりありがたいです。
当会の子ども食堂の利用者にはリピーターも多く、関係性ができやすいので、利用者ボランティアそれぞれが今月は会えたねという状況が続くことを願っています。

さて、今回も多くの方のご支援をいただき沢山の食事を提供することができました。
ミライ・テラス様を通じて、折笠農場様よりじゃがいもを
祥雲寺様より果物を
一般社団法人こども食堂支援機構様を通じてトモヱ乳業様と猿払村様よりホタテを
向伸株式会社様よりネギを
とちぎYMCA様を通じて、地域の方より、たまねぎと人参を
東武宇都宮百貨店様を通じて、ポンパドウル宇都宮店様よりパンを
その他、匿名の個人・企業様などから様々な食品を

それぞれご支援頂き、食事に役立たせていただきました。
上記以外にもフードパントリー用のお菓子などを一般社団法人子供の未来様や祥雲寺様、フードバンクうつのみや様、ファミマフードドライブを通じて地域の方々からそれぞれご支援いただき、帰り際に、子どもたちに沢山のお土産をもたせることが出来ました。

提供しましたのは
白ご飯
うどん
豚汁
焼き鳥(たれ・塩)
八宝菜
だいこんと練り物の煮物(おでん風)
じゃがいもとハムとチーズのガレット
オムレツ
ハンバーグ
ほたてとえびとはんぺんとアスパラのバター炒め
具沢山さらだ
ロールケーキ2種
抹茶アイス
くだもの(りんご、ばなな、キウイ、パイナップル、パパイヤ)
となりました。
おかげさまで沢山の料理を提供することが出来ました。

これだけの量になると下ごしらえや調理工程の準備が本当に大切で、毎回副代表がほとんど用意してくれています。また、衛生的な食事の提供のため、事前の加熱調理をさけ、食中毒発生のタイミングをへらし、なくすよう意識して、直前に調理を完了させる流れのため、15時頃から地域の調理ボランティアの皆様が集合して、手分けして調理をしてくださっています。またこれだけ食事の種類が多い、50人から60人分の食器(今回は茶碗、汁椀、仕切り皿、デザート用小皿、スプーン・フォークなど、カレーのときは茶碗がカレー皿に変更)の洗い物は本当に毎回大変ですが、皆様最後までしっかりと片付けてくださいます。これ以上の負担は少しむずかしいのでコップとはしは使い捨てのものを利用しています。たまに小皿は紙皿を利用することもあります。
調理ボランティアの皆様は食事提供の18時ごろまで、ほとんど立ちっぱなしで、食事時間の1時間程度やっとゆっくりできます。その後はバタバタと片付けとなりますので、本当に大変なことをボランティアでやっていただいていてありがたいなと感じています。20時に終了ですが、いつもぎりぎりまで作業してくださっています。

このように、子ども食堂開催には本当に沢山の仲間が必要です。それぞれの地域の子ども食堂さんにぜひお手伝いにいっていただければ、本当に喜ばれると思います。

活動を初めて、一年半ほど立ちますが、これほど沢山の方に支えられて本当に頼もしく嬉しく思います。
これからも一緒に活動してくださる方を募集しております。まずはお気軽に見学からでもお越しください。

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