6/27子ども食堂開催報告

本日開催しました子ども食堂には利用者33名、ボランティア25名が参加いただき、とても賑やかに楽しく過ごすことができました。

前回もたくさんの初めてのボランティアに参加していただきましたが、今回も6名のボランティアさんが初めての参加でした。
夜勤前の時間を活用してくださり参加してくださる社会人の方や、市外からお越しくださる大学生の方々、そして中学3年生の子がそれぞれボランティアに参加してくれました。
地域の会員の皆様とは、本当に素敵な若者が多いねと毎回感想を言い合っています。

本日の子ども食堂の様子を一例お伝えしますと、宿題や自習を行う子どもたちとそれを見守ってくださったボランティアの皆様との真面目かつ楽しそうなやりとりや、室内でできる限り体を動かそうとする子どもたちに汗をかきながら寄り添っていただいたボランティアの姿、一緒に食事を楽しそうにとったり、おもちゃやカードゲーム、テレビゲームで遊ぶ子どもと大人たち、昨今の社会ではなかなかみることができない風景が子ども食堂には溢れていました。

保護者同士もいろんな話をして難しそうな顔をしてみたり、楽しそうに笑っていたり、いろんな苦労や楽しみを分け合えるそんな場所になってきているのかなと思いました。

地域の大人も子どもたちになにか寄り添おうと参加する時間を増やしてくれたり、こういうことができるよと提案してくれてありがたいことが重なってきています。

ベーゴマを教えてくださるボランティアの方は利用者の子どもたちの他にも学生のボランティアさんたちも巻き込んで実施してくださったり、手作りアートづくりのカサブランカさんも今回はビーズ作りで参加してくださり、同じく子どもたちの他にも保護者の方やボランティアの方々にも声をかけて一緒にビーズづくりを楽しませていただきました。

利用者にとっても、ボランティアにとっても、楽しい場所でありたいなと思いますし、それにご協力くださる方々がいてくださって本当にありがたいです。

今回の開催に合わせて、様々な支援が集まりました。
向伸株式会社様よりお野菜を
宇都宮ヤクルト販売株式会社様よりせっけんとマスクを
株式会社アキモ様よりお漬物を
祥雲寺様より果物とお菓子を
地域のH様Y様より自家栽培のお野菜を
それぞれいただくことができました。
この他にも、地域の匿名の企業様から冷凍食品類をたくさんいただくことができています。

またこの活動は、「むすびえ・こども食堂基金」2024年度 春募集の助成を活用して実施しました。

今回は野菜の購入を抑えることができたので、お肉をたくさん購入して様々んボリュームのあるおかずを用意することができました。

今回の献立は
カレーライス
唐揚げ(もも・むね・甘酢風の三種類)
ささみのフライ
コロッケ
回鍋肉
青椒肉絲
ズッキーニとツナの炒め物
空芯菜の中華風炒め
肉じゃが
サラダ
きゅうりとなすの漬物
フルーツ(パイナップル・りんご・グループフルーツ・オレンジ・ぶどう・バナナ)
アイス(カシス・ヨーグルト)

13種類の料理を用意できました。
予算は二万円ほどで用意することができ、一人当たり350円ほどで準備することができました。1食あたりの給食費は小学校で約224円、中学校で256円という情報をみると充実している方かなと感じます。
これは先に述べた地域の支援者の皆様のおかげですね。本当にありがとうございます。
使いきれなかったお野菜は寄付者の同意も得て、利用者にお配りさせていただきました。

食後はむすびえ様からご支援いただいた防災クイズを実施して、アルファ米の食べ方などを合わせて学んでもらう機会をつくりました。
最初はめんどくさそうに聞いていてた子どもたちも、段々と興味を持ってくれるようになりました。
これは子どもたちの周囲でどう思うとか、てあげて見たらとか声掛けをしてくださったボランティアの皆様のおかげです。
今回は、大雨編と地震編のクイズを実施しました。まだいくつかあるので、段々と子どもたちにいざというときの行動が迷わないようにしっかり伝えていきたいと思います。

終了時間が過ぎての帰り際、次はいつと毎回聞いてくれる子達がいてくれることも開催の大きなモチベーションです。
時間が過ぎてもまだここにいたいと言ってくれる子どもたちがいるというのも励みになりますね。今回もいろいろと課題を与えてもらった開催でしたが、子どもたちと前回よりも仲良くなれたなという実感を得られたので、大成功の回だったかなと思えました。

先日、こども宅食応援団様を通じてこども家庭庁ひとり親家庭等のこどもの食事等支援事業にも応募をさせていただきました。
弊会において、こども宅食の分野はまだまだ課題の多い事業なので、今後も必要な施策を進めていきたいと思います。

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