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「子ども第三の居場所」25か所にベスト10の書籍を寄贈しました

みなさん、こんにちは!
こどもの本総選挙事務局の榎本です。

本日は、第2回こどもの本総選挙に応援いただいた日本財団様との取り組みを紹介いたします。
今回、こどもの本総選挙事務局では、日本財団様が運営団体と連携して全国に設置している「子ども第三の居場所」25か所に書籍を寄贈いたしました。寄贈した4月23日は、ヨーロッパでは人に本を贈る日「サンジョルディの日」として、日本では「子ども読書の日」として知られている日でもあります。

「子ども第三の居場所」は、特にひとり親世帯や共働き孤立、発達障害等、各々の置かれている状況により課題に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しているそうです。

当初、こどもの本総選挙事務局は、こうした施設での朗読イベントなどを計画しておりましたが、コロナ禍の現状を鑑み、関連するイベント実施を見送ることとしました。そのイベントの代わりとして、全国の小学生約25万人の投票によって選ばれた、第2回こどもの本総選挙上位10作品を、施設に寄贈することにしました。

お送りした本を通じ、「子ども第三の居場所」を必要とするこどもたちにも、「本をめくる喜び」を感じてもらい、これからたくさんの素敵な本と出会うきっかけの一助を担うことができればと考えています。

この取り組みは、絵本ナビ様などでも取り上げていただいています。ぜひご覧ください。

そして、なんと4月に寄贈してから間もなく、「子ども第三の居場所」を利用するこどもたちから、お礼のお手紙や感想文もいただきました。こちらではその一部を紹介させていただきます。

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私たちこどもの本総選挙事務局は、「すべてのこどもたちに、本と出会う喜びを」というミッションを掲げています。「すべてのこども」というのは、高い理想ではありますが、さまざまな課題に直面しているこどもたちひとりひとりに、本と出会う喜びを感じてもらえるような取り組みを、協力いただく企業や団体様のお力をお借りして、今後も実施していきたいと思っています。

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