見出し画像

妄想自販機。小学校専用、文具の自販機があればいいのにな。

漢字練習帳120字がなくなった

「ねぇ、お母さん。
もうすぐ漢字ノートが
なくなりそう。」

「え?
もっとはやくいってよ。
昨日買い物行ったのに~。
漢字って何文字?」

「120字のライオン。」
(120文字のマスで、
ライオンの表紙のこと)

「ん。わかったー。
明日買ってくるわ。」

(翌日)
朝から雨。
母から、息子へ
「ねぇ、やっぱり
漢字ノートって明日でもいい?」

「うん、いいよー。
まだあるから。」

そうして買い物終了。
数日後。

漢字練習帳がなくなったアゲイン

「おかーさーん。
漢字ノートがなくなるー。」

「え?
この前買ってきたばっかりじゃん?」

「あれは、お兄ちゃんのー。
ぼくのは、104文字のりす。」

!?
これは、
わかっていただけない
かもしれません。

兄弟で、
微妙な時差で、
漢字ノートやら
国語ノートやら
算数ノートやら
5ミリ方眼ノートがなくなります。
これが、小学校6年間続きます。

どちらかのノート終了時に
一応もう一人に確認を
とるようにしますが、
ピッタリ合いません。

しかも、
学年ごとにこの文字数
104文字とか120文字とかが
変化していくので、
予備として買うにしても
余って使わないと
もったいない。
そう思って家に在庫はありません。
その都度、買い出しです。

ネットで注文しようにも、
ノート一冊に送料なんて
と思ってしまうんです。
そもそも、すぐ必要だし。
ギリギリにしか言わないし。

働いていた時は、
ノート1冊のためだけに
買い物に行くがとてもしんどくて
イライラしていました。
特に会議で疲れて
帰ってきた夜に言われると……。

でも、息子の宿題は明日提出。
どうにかプリンターで
原稿用紙の枠組みを印刷して
数日は乗り切ったりしていました。

妄想自販機

ふと、思いました。
小学校の外にさ、
自販機で学年別の
必要ノート専用自販機
置いてくれないかな。

そうしたら、
子どもに買いに行かせるからさ。
なんなら、サインペンとか
赤鉛筆とかも入れて欲しいな。
あ、体操服とかも。
これは、定価でいいから。

それだけで兄弟の
ノートがないない時差に
困るお母さんたちが
どれだけほっとするか。

何なら、自販機の横にQRコードで
メルカリとリンクさせる機能つけて
小学校卒業したお母さんたちが
もういらなくなった文具とか、
体操服とか回せるシステムを……。
って妄想です。

どうせ、採算が合わないんですよね。
きっと、現実には難しいのでしょう。
だって、日本は少子高齢化。
これから子どもの数は減っていくのに、
いくら学校指定のものだからって
儲かるわけはありません。
むしろ、ペット用品の自販機の方が
ニーズがありそうです。

だから、今日も母たちは
スーパーに走ります。
ノート1冊だけのために。

それも表紙を見て、
安いやつか、
ポケモンのやつか、
虫のやつか、
シリーズものか、
それぞれの家庭に事情に
(主に息子の好み)
合わせたものをチョイスするのです。


楽ちんが大好きな
お母さんの妄想でした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?