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小学生ギブス生活のお役立ちグッズ3選

【役立ったもの3選】
①バニラアイス(本当はアイスノン)
②ストローキャップ
③シューズカバー

息子が両手首を骨折して、今日で1週間です。
先週は怒涛の日々でしたが、今は自宅療養で落ち着いています。

彼は、明日の病院の検診でギブスがとれるはず!と決め込んでいます(笑)
「だって、もう右手は痛くないから!大丈夫!」だそうです。
はたして、1週間でギブスがとれる奇跡が起きるのか。

本当に、ポジティブな次男くんです。
彼の明るさがあるため、
ギブス生活が楽しく乗り切れるのかもしれません。

両手がふさがっているものの、軽くお尻をふって
「Bling-Bang-Bang-Born」を歌い踊り出します。
(あなたは、けが人。やめなさい)

とはいえ、ギブスの人との生活はいろいろ工夫がいるものです。
本人が一番つらいとはいえ、
サポーター側の便利グッズがあるとこちらの精神安定剤になります。

そこで、生活するうえで役立ったグッズをメモしておくことにします。

子どもの両手が折れてしまったなんてことは、あってほしくないですが
仮にそんな事が身近に起こってしまったとしたら……
これらを用意しておくと、サポーター側は安心できるはず。


母が困ったこと①

骨折直後は病院のはしごでてんやわんやでしたが
手術後、一番最初にやってきた難関は
かゆでした。

「うわぁぁぁぁぁ!腕がかゆいぃぃぃ!」
と病室のベッドでのたうち回っておりました。
背中をとんとんして、なだめても無駄。
かゆさは本当に耐えがたいようで、まだ痛みの方がましだそう。

それならば、「手術した場所を意識してごらん?」と言葉をかけました。
彼は、しばらく腕を凝視。
「うぅぅ、痛みと痒みが半分になってるぅぅ。」
その後、痒みが全身に移ったようで、
「おかぁさーん!こっちをいて!!!」と
足、背中、肩などあらゆる場所を、本人の代わりに掻きました。
大泣きして、暴れて、掻いて……
とりあえず、落ち着きました。これが一番の山場でした。

かゆい。
これって、みんな感じるですよね。
じゃあ、何かいいものが売っているかもしれません。
スマホで検索。

いつだって、ギブスの中はかゆいのだ!かいかい棒。
なんてインパクトのあるキャッチコピーでしょうか。
世の中には、いろいろな商品が売っているのですね。
息子がこんな状態にならなければ、一生出合っていない商品です。

チラッとスマホを見てしまった息子の目が光りました。
「それ、ほしいぃぃぃ!かってぇぇ!」

つい、Amazonでポチっとしそうになりましたが、
うちの子の場合、ピンが埋まっており
当たってズレたらえらいことになってしまいます。
それなので、やむを得ず却下。

看護婦さんに相談したら、
「ギブスの所はどうしようもないので、冷やすしかないですね」
との事。
そうか、冷やすといいのか。
少しは、気が紛れるかもしれない。

看護師さんは、アイスノンの事を言っていたと思いますが、
それより息子にはこちらの方がいい提案でしょう。

「息子くん、アイスでも食べるかい?」
「…………バニラのやつ。」

そう、彼は今カルシウム信者と化しています。
100%バニラアイスなら、この骨折が治ると信じています。
ならば、母はすぐに買いに行ってあげましょう。
病院内のコンビニへ。

【役立ったもの3選①】
①バニラアイス(本当はアイスノン)

この度はお世話になりました。

母が困ったこと②

なにせ、両手首を固定されているので、
何かのふたをあけるという動作が無理でした。
ひねること全般が難しく、力を入れられません。

ペットボトルのキャップ、
ヨーグルトのふた、
ウィダーインゼリーのキャップ、
ドアノブをひねるのも難しい状態でした。
ましてや、ボタンや箸なんてもってのほか。

それなので、こういう日常にある動作1つ1つに介助がいりました。
飲み物はどうしても欲しいので、介助の回数が多かったです。
そこで、100均の便利グッズ。
これは、出産入院や普段の発熱の時にも重宝しています。

【役立ったもの3選②】
②ストローキャップ

ペットボトルに取り付けるキャップ。これなら息子の指先でもタッチで開けられた。

これは、今でも食事の度に使っています。
コップも練習していますが、まだ不安定で持ちにくそう。
コップのサイズにもよりそうです。

取っ手付きのコップは何とかつかえるけれど、
ギブスが邪魔で口元に持っていくのが大変らしいです。
まぁ、仕方ないでしょう。

母が困ったこと③

ギブスは濡らしてはいけないので、お風呂が大変です。
ビニール袋を手にかぶせ、輪ゴムで止めてお風呂へいれています。

ギブスの中に汗をかくと痒みの発生原因となるので、
今はシャワーのみ。短時間の勝負です。
退院してすぐに、息子は丸坊主に。
(髪を洗うのが楽だし、渇くのもすぐだから)

自分で洗うのは不可能なため、夫がいれてくれます。
夫が仕事で無理な日は私が洗います。

毎日、ビニール袋と輪ゴム。
まぁ、悪くはないのですが若干長さが足りません。
そんな時、
ちょうど家にストックしてあったカッパに目をつけた夫。

「息子くん、これ腕にはめてみて?大丈夫、新品だから。」
と出されたのが、

大人用のカッパの足の部分。輪ゴム付きのビニール袋としてピッタリ。

大人用のカッパの足元バージョン。
「シューズカバー」でした。

ちょうど、息子の腕全体をカバーできるサイズ。
早速使ってみました。
ワンタッチで装備できるのでいい感じです。

【役立ったもの3選③】
③シューズカバー

以上、役立ったもの3選でした。

おわりに

グッズもいいのですが、何より大切なのは、
サポーター側が息子の不機嫌に飲まれないことです。

心配しすぎず、明るく楽しく
療養生活を乗り切るために、自分自身を整えます。

時に身近な所をお片付けしてみたり、
できる範囲で遊んでみたり、
好きな飲み物を飲む時間を作ったり、
こうやって、気持ちを書き出してみるだけでいいのです。

サポーター側の母親が、いい気分でいないと
病人の不機嫌にすぐ飲み込まれてしまいます。
冷静であれば、適切な判断もできます。

私自身はせっかく予約をとった美容院が、
この入院でキャンセルになりました。
普通なら、残念でしょう。
私も最初は、がっかりでした。

でも今は、自宅にいてもいろいろな情報がすぐ手に取れます。
私は自宅から動けないのをいいことに、
美容師ユーチューバーさんが配信している
〝まとめ髪のつくり方”なんてのを見て学びつつ、
自分の髪で遊ぶことにしました。

ピンチをチャンスにかえる、私なり知恵です。
美容院にいけなくとも、自宅でヘアアレンジは楽しめますからね。
まだまだ、うまくピンが止まってくれないけれど
私のスキルアップになりますから、何度も挑戦です。

こうやって、日々の出来事の中で
できることを探しながら、楽しみます。

いろいろな専門の方々が発信をしてくれていることにも感謝です。
みなさん、ありがとうございます。

不機嫌な人の近くで、毎日サポートしているみなさんも
自分自身をお大事にしてくださいね。
楽しく乗り越えていきましょう♪

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