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期待と現実。雪の日に学んだこと。

天気予報

「明日の天気は、前線の影響で名古屋もが降る所があります。」
テレビから流れてきた声に子どもたちが反応しました。

「やったー!」
「雪だー。」
いそいそと、明日に向けて準備をし始めます。
・雪用のブーツ
・手袋
・帽子
・服
・靴下
・水を入れた容器(氷づくり用)

アーニャが言うセリフのように
「わくわく♪」と眠りにつく子どもたち。
ここまでは、可愛かったのです。

期待外れ

まだ暗い6時前に目覚めてしまった息子。
カーテンを空けて外を見るものの、暗くて見えません。
だんだん明るくなってきて、もう一度確認。

ガーン。。。
「降ってねーし!」
怒った子どもたちは、ソファーでふて寝していました。

彼らはすごく期待していました。
公園で雪合戦ができる事を。
雪だるまをつくることを。
もしかしたら午後に雪が降るかもしれないよと伝え、
学校に送り出しました。
その時、空から雪が舞ってきました。
「もー!雪!今かよ!あと1時間早かったら遊べたのにぃ!」
と文句を言いながら、
傘をあえてささずに歩きだしました。

まぁ、せっかく準備したのに、期待外れなんてこと。
大人でもよくあります。
例えば、部屋を片付けようと棚を用意したのに、
仕事が忙しすぎて片付ける時間がとれなかった週末とか。
美味しいカレーを作ろうとスパイスを準備してみたのに、
1つ買い忘れていてうまくできなかったとか。
旅行の準備をしていたのに、
子どもの体調不良でキャンセルになってしまったとか。
日常にはいろいろあります。

期待と現実

期待は、望む未来の理想の姿。
それが叶えばもちろん嬉しいです。
でも、現実では受験に失敗する場合だってあるし、
バレンタインにチョコがもらえなかったりもするものです。

それには、原因と結果の法則が働きつつも、
私たちにはどうしようもできない外部要因(運)もあるのです。
その外の事をとやかく言っても無駄です。
いくら、「雪よ!ふれ!」なんて空にむかって叫んでも
思ったように降って積ることはありません。

私たちにできることは、期待をかけて毎日行動しつつも
その期待を執着に変えないで、淡々と積み重ねるだけ。

それだけです。

その積み重ねの日々の中で、一喜一憂することもあります。
ただ、その日々自体が楽しくてそれが人生なのだろうな~。
そんなことをしみじみ思いました。
あったかい部屋の中で、コーヒーを飲みながら。
雪の日でもおうちにいられることを、ありがたーく感じながら。

みなさんも、あったかくしてお過ごしくださいね。


☆~☆~☆~☆~☆

うちの子は、なぜか今日も短パン……。
見ているこっちが寒くなるけど、本人は元気だなぁ。
意味不明な男の子の子育てはまだまだ続きます。






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