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こどもになる487話:にっぽんいちやで!!

2022年8月24日
夏休み最後の日に
大きな大きなプレゼントを
セレッソ大阪Uー15の仲間と
息子にいただきました。

全国大会優勝!!!!!!

北海道に応援行けなかったけど
オンラインの力をかり
vs横浜FCとの決勝戦
私もあの場にいる気持ちになりました。

3ー1で勝利した瞬間
言葉にならず、涙が溢れる溢れる。
おうちで応援してた小2の娘の
キッズ携帯から、ショートメールが…

「にーに、にっぽんいちやで!!」

職場の事務所にいた私は
こどもたちみんなに感謝しかなく
ここまで元気に優しく育ってくれて
ありがとうありがとう。

ほんとうに溢れる感情は
言葉じゃない。なんでもいいんだ。
笑顔でもなく、その日の私はこどものように
泣きじゃくっていたのです。

決勝戦の朝
息子は「楽しみでしょうがない」と言いました。
GKの息子は
「ピッチにいない5人と一緒に
ゴール守ってるから最強や」と。
いつもの口癖
「お母さん大丈夫や」と。

みんな一緒に居たんやね😌

落ち着かないといけないのは、母でした。

彼は、小学1年生の時、とても大きく
肩がしっかりしててすんごい球を投げるので
野球チームにスカウトされていました。
でも、その年に世界のW杯をテレビで見て
「俺、ネイマールになりたい」
憧れの存在ができ、サッカーをはじめました。
どうしても
ブラジル代表のユニフォームを着たい。
それが最初の夢で、買ってあげると
そればかり着て練習してました。
ネイマールの気持ちだったんだと思う。
キッカケは、なんだっていい。

4年生の時、当時のチームの監督に
キーパーしてみろと言われた時
嫌そうでした。
だって、
彼はネイマールになりたかったんだから。

たくさん点を取られ悔しい姿
いっぱい叱られ涙する姿を見てきました。
彼の悔しいは、絶対守る!に変わっていました。
毎日毎日、公園で練習
(ゴールキックを遠くに蹴りたいも理由)
「公園でボール蹴るな!!」と
近所の方からよく苦情があり凹んでました。
ボール蹴っても怒られない秘密の場所見つけ
毎日自転車で行ってました。

私の仕事がとても忙しくなってきた時期で
ふりかえると
私は、ご飯を作ること。洗濯すること。
それくらいしか、してやれてなかった。
試合の応援にもあまり行ってやれてない。
はやい時期から、一人で
電車で移動してくれてたね。

今までがんばってきた姿が
走馬灯のようによみがえり、私は
我が子とチームの仲間みんなにも
一人ひとり背景があったと想いを馳せ
全国NO1になったこどもたちみんなの
お母さんの気持ちになりました。

こどもになる。
そんな場所に連れていってくれた仲間たち
応援してくださった皆さま
心からありがとうございます。

「てっぺんとるまで帰ってくるな」と伝えていたら本当にてっぺんをとってくれました。

すごいなぁ…!!
大人に元気をありがとう。
私は、こどもたちを尊敬します。

北海道からフェリーで帰ってくる。
今みんな余韻に浸りながら過ごしてるかな。
今日の夜中に大阪の練習場に帰ってくる。
2週間ぶりに会える。迎えに行くよ!
どうか事故なく元気に帰ってきてね。

翌日からまた次の大会の試合です。
彼らの挑戦は、これからも続きます。
母にできること
やっぱりご飯を作ることくらいやけど
大好物の唐揚げたくさん作っておくよ!!

おめでとうおめでとう。
ありがとうありがとう。

◾ケンの母と一緒に「2人の親でよかったね」
そう喜びあった記事も一緒に残します。
  ↓↓↓↓↓
守護神離脱、控えGKなしのピンチもC大阪U-15はチーム力でカバー「信頼していました」
(ゲキサカ)


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