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自分で考える力!!

参議院選挙が終わって、
改めて感じたことがあります。




こどものお金の学校では、
大切にしている3つのことが
あるのですが、


そのうちの1つである、


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  『自分で考える力』

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を育てることは、
本当に必要だなと思いました。



自分で考える力をつけるためには、
どうしたらいいのでしょうか?




前回のメルマガでご紹介しました、
映画「君たちはまだ長いトンネルの中」
https://www.kimiton.com/


の舞台挨拶で、
高校生役の俳優の定本さんが、
次のようなことを言っていました。

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『今まで(経済や消費税のこと)知らなくても生きていけた。
 知ることで、新しい余地(考え)を得ることができた』

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世の中、ほとんどのことは、
知らなくても生きていけます。


でも、新たな考えを知ることで、
自分のなかに、新しい余地が生まれてきます。



今まで知らなかったことを知ることで、

『本当はどうなんだ?』

と自分で考えることに繋がっていくのです。




また、ツイッターで、
消費税について書いた時、
10代か20代と思われる人から、
こんなツイートをもらいました。

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『30年前は消費税なかったの…?
 消費税ある事が当たり前過ぎて、増税に違和感無いというか、
 仕方ないって思っちゃってた。
 当たり前だから疑問とかなくて。そうなのねって』

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東京大学名誉教授の佐伯胖先生は、次のように言います。


『学問とは「本当だとされていること」を学ぶのではなく、
 自分自身で「何が本当なのか」と問うことにある』


今から約500年前までは、
地球が宇宙の中央にあって、
太陽が地球のまわりを回るという「天動説」
が正しいと信じられてきました。



しかし、
『本当にそうなのか?』と問い調べた
コペルニクスやガリレイによって、


宇宙の中央にあって、
地球が太陽のまわりを回るという
真逆の考えである「地動説」が
正しいことが証明されました。





それまで当たり前と言われてきたことと、
それとは違う新たな考えを知り、




そのうえで、

『自分はどう考えるか?』

が大事だと思います。





お金について、
消費税や国の借金についても、
これまで当たり前と言われてきたことと、
それとは違う新たな考えがあります。





その両方の考えを知ったうえで、

『自分はどう思うか?』

と考えることが、お金の教育において、
とても大事なことだと思うのです。



今後は、こどもたちに、
そのような考える機会を、
作っていきたいと構想しています。




お金の問題は、こどもたちが、
将来大人になった時に、
自分の問題として必ず繋がってきますから。




大まかなイメージはありますが、
具体的になりましたら、
またお伝えしたいと思います☆

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