【早寝早起き朝ごはん?】親が残業すると子どもが寝るのは遅くなる〈失敗#7〉子どものこころ専門医なのに失敗子育て


結論:子どもの寝る時間は親次第




登場人物

私 30代 子どものこころ専門医
妻 30代 保健師
長男 小学5年生
長女 小学2年生



専業主婦の母


私が子どもの頃、母は専業主婦でした。
父は基本的に帰りが遅く、寝る前に顔を合わせるくらいです。

放課後、友達と遊んで帰宅時間は17-18時。家に帰ると、夜ご飯が準備されています。
夕食、宿題、入浴、歯磨きまでしても、20時には間に合います。そのあと1時間テレビを見て、21時に布団に行くのが日課でした。

【子ども時代のスケジュール】
15時 学校終わり 友達と遊ぶ
17時 帰宅 夕飯、宿題、入浴
20時  テレビ
21時  就寝


「21時には寝かしつけるように」


そんな育ち方をしたので、子どもが生まれたら「21時には寝かさない」といけないと思い込んでいました。

先日の記事に書いた通り、我が子は寝ません。

でも、私は長男の頃は、そんな事情を知る由もありませんでした。
結果、妻に「なんで、21時なのに寝かしてないの」と責めてしまいました。

いまでも思い出しては怒られることの一つです。


共働きの我が家


さて、では、現実的に21時に寝かしつけられるのかという問題です。

いまの家庭は共働きです。
子どもたちの宿題は学童保育で終えています。

私が車でお迎えをして、子どもたちは家に帰ります。

私は17時過ぎに終業するので、スムーズにいけば18時には迎えられますが、ほぼ毎日ちょっとした残業があります。

そうすると、学童保育のお迎えが19時までと決まっているので、そこに間に合うように職場を出るのが目標になります。

【現在のスケジュール】
18時 職場出発
19時 学童保育お迎え
19時過ぎ 夕飯、入浴、洗濯、明日の準備
21時には終わらない
22時前 就寝


子どもだけ先に寝かせればいいという意見もあるかもしれません。


長女は偉いもので、眠くなると私の手を引いて寝室に行き、眠った後に私が離れても平気です。

しかし、長男は、両親と一緒にしか眠りません。
体力があるので、私たちが片付けを全て終える22時まで起きて待っています。

私が定時上がりして、21時に寝るのがギリギリ。
そして、定時上がりはほとんどできないため、実際は、残業して、22時に眠る毎日です。


早寝早起き朝ごはん


「早寝早起き朝ごはん」という標語があります。

日本は、世界有数の寝不足大国です。仕事のために早起きはしているけど、「早寝」は難しいのが実情でしょう。

私の中では、以下の2点を心がけています。

・寝不足にしない
・週末に更なる夜更かしをさせない

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