【漫画☓社会課題】こども家庭庁創設へ!知っておきたい「子どもの権利」
オンラインイベント:子どもの権利って何だろう?子ども支援の現場から『子どもの権利』を考える会3月19日開催
3月19日(土)に開催するベネッセこども基金MeetUp#3「子どもの権利って何だろう?子ども支援の現場から『子どもの権利』を考える会」の理解を深める一助として、子どもの権利が守られていない事例5つをとりあげたマンガを制作しました。
マンガの主人公は基調講演「子どもの権利とはなにか-大人たちがすべきこと」にご登壇いただく林大介氏! 高校生のひとみと一緒に子どもの権利について学びます。
当日の基調講演では、こちらのマンガも用いて解説いただきます。ぜひご覧ください。
▼イベントのお申込みはPeatixから https://2021kodomokikin-meetup3.peatix.com/
マンガ「こども家庭庁創設へ!知っておきたい『子どもの権利』」
「子どもの権利」と聞いて、どのような権利を思い浮かべるでしょうか。
マンガ「こども家庭庁創設へ!知っておきたい『子どもの権利』」はいかがでしたか?
18歳未満を子どもとした「子どもの権利条約」(1989年国連採択)では、大人と同様に子どもも一人の人間として「あたりまえ」の要求や意思を認められると定めています。
日本は1994年に、158番目の締約国として批准しました。ただし、子どもの権利に関する日本社会での認知は高くなく、批准から25年以上が経過した今でも、子どもの権利が守られていない様々な問題(虐待、子どもの貧困、いじめ、不登校、社会的養護など)が起こり、深刻さを増しています。
また、日本には子どもの権利を包括的に定め、それを守るための国の理念、基本方針、必要な政策などを定めた法律がないままとなっています。
政府はこども政策の司令塔となる新たな組織「こども家庭庁」を2023年度に創設する方針を固めました。「こども家庭庁」では、子どもをとりまく様々な課題を解決し子どもを支援するために、制度の壁を越えた取り組みが進められる予定ですが、創設することがゴールではありません。
課題解決が進むために、まずは大人が「子どもの権利」を正しく理解し、認知を広げていくことが必要だと考えます。このマンガが「子どもの人権」について理解を深める一助となれば幸いです。
マンガ制作協力
マンガ「こども家庭庁創設へ!知っておきたい『子どもの権利』」は、以下の方々にご協力いただきました。
【監修】
林大介(浦和大学)
1976年、東京都生まれ、46歳。5歳、中3、高2の父親。
高校の文化祭で、子どもの権利条約について展示発表をしたことをきっかけに、子どもの権利条約の普及・推進に関わる。障害児介助員、チャイルドライン支援センター事務局長、文部科学省専門職、東洋大学助教、首都大学東京特任准教授などを経て、2020年4月から浦和大学社会学部現代社会学科准教授。
子どもの権利条約ネットワーク事務局長、世田谷区子ども青少年協議会委員等、「子どもは有権者ではなくても、主権者」の想いの元、一人の人間としての子どもの権利が、きちんと保障されていく社会のために、活動している。
主な著書に「「18歳選挙権」で社会はどう変わるか」(集英社新書)、『どうぶつせんきょ』(大型絵本、ほるぷ出版)。
【漫画】
斉藤ロジョコ
【制作協力】
藤井社会科デザイン事務所
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