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もう家を出たいと思っている子どもたちへ

1 家から出たい・・・

 前から、親からの虐待(例えば、殴られる、無視される、ごはんを作ってもらえない、あなたが嫌だと思うことをされてしまうこと)に悩んでいました。その親が在宅勤務でずっと家にいるようになりました。学校も休みで、もう耐えられません。安全に保護してくれる場所はありますか。

 今までよく我慢してきましたね。
 あなたが虐待にあっている場合などすぐに避難した方がいい場合には、「一時保護所」という場所で、その後の居場所が見つかるまで生活することもできます。「一時保護所」以外にも、「子どもシェルター」と呼ばれる一時的な生活場所もあります。あなたが住んでいる市区町村の子ども家庭支援センター、または、児童相談所で相談してみてください。児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」へかけると、あなたが住んでいる地域の児童相談所につながります。
  一時保護所や子どもシェルターに行った後にも、たくさんの大人が、あなたのこれからの生活を一緒に考えてくれます。一時保護を終えた後は、「自立援助ホーム」などで、親元を離れながら、さらに長期的に自立に向けた支援を受けることもできます。

※ 各相談窓口は、特に記載されていない限り、日本語での会話が念頭に置かれています。

東京都内の児童相談所・児童相談センター
*児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」にかければ、管轄の児童相談所につながります。

都内の子供家庭支援センターの一覧

2 子どもシェルターってなんですか?

「子どもシェルター」とは、どのような場所ですか?入るためには、どうしたらよいのですか?

 虐待などを受けて居場所をなくした子どもたちが、一時的に避難できる場所です。東京では、社会福祉法人カリヨン子どもセンターが運営する「カリヨン子どもの家」があります。カリヨン子どもの家を利用した場合、子ども1人に対し、1人の弁護士が「子ども担当弁護士(通称コタン)」としてサポートします。ただ、それぞれの施設には定員があり、また、利用にあたって守ってほしいルールもあります。都内で利用を検討したい場合は、まず、東京弁護士会子どもの人権110番にお電話ください。

※ 各相談窓口は、特に記載されていない限り、日本語での会話が念頭に置かれています。

社会福祉法人カリヨン子どもセンター

◎利用の窓口:東京弁護士会子どもの人権110番 TEL03-3503-0110
 *緊急事態宣言期間中の実施時間帯:平日(月~金)13:30~16:30 
                                                                  土曜                  13:00~16:00

3 自立援助ホームってなんですか?

「自立援助ホーム」とは、どのよう場所ですか?入るためには、どうしたらよいのですか?

 「自立援助ホーム」とは、なんらかの理由で家庭にいられなくなった15歳から20歳(原則)までの人たちが、働いてお金を貯めながら、長期的に自立に向けた支援を受けることができる場所です。大きなお金の負担なく、食事や居場所の提供を受け、社会の中で自立できるまでの暮らしをサポートしてもらうことができる施設です。
 「自立援助ホーム」への入居も、窓口は、児童相談所です。児童相談所に入居の相談をして、自立援助ホームを探してもらいましょう。

※ 各相談窓口は、特に記載されていない限り、日本語での会話が念頭に置かれています。

全国自立援助ホーム協議会

東京都内の児童相談所・児童相談センターの連絡先
*児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」にかければ、管轄の児童相談所につながります。

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