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大谷保育園にシェードを寄贈

大谷保育園とは

山形市北部に子育ての拠点として55年の歴史をもつ出羽大谷幼稚園が認定こども園として生まれ変わる時に、幼稚園と同じ建物内に社会福祉法人山形もがみ会の事業として、平成27年4月1日に開園した保育園です。

所在地は山形市大字千手堂545番地1
緑豊かな環境で、約90名の園児が通っています。


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はじめてお伺いした時の感想は、とにかく広い敷地。
グランドも小学校並みに広く、子供たちが走り回っていました。

シェードの設置場所は2ヶ所

建物は鉄筋コンクリート造でまだ新しく、実際に使ってみてから現場から問題点がいくつか出てきたようです。(園長談)
建物東側には庇がありますが、午前中は太陽の高度が低いので室内まで日差しが入ってきてしまうようです。この部屋はゼロ歳児のお部屋ということもあり、温度管理には特に気を付けなければならないとのこと。
1ヵ所目は建物の東側に4台のシェードを設置しました。

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もう1ヶ所は南側です。
東側同様、庇がありますが、庇下は通路としても子どもが行き来する場所なので日陰であった方がベターとのこと。
こちらには6台のシェードを並べました。

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子どもたちが興味津々

庇の先端にシェードを取り付けますので足場を組んでの作業となりました。みてください、子供たちが興味津々です。電動ドリルの音がうるさかったのだと思いますが、聞いたことのない機械音が気になったのでしょう。窓にへばりついて工事の様子をうかがっていました。
まさか自分たちのためにおじさんたちが頑張って作業しているとは思ってないでしょうね。

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お引き渡し式

今回のシェードを寄贈した目的は、暑さから子供たちを守ること。近年では熱中症のニュースをよく見かけるようになりましたが、山形は盆地特有の暑さがあります。もう1つの目的は、子供たちに温暖化についての学びになるきっかけになればと思っています。保育園児ですから理論的な説明は無意味です。体験として記憶に残ってもらえればと考えています。

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素敵な贈り物をいただきました

それがこちらです。

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5歳児のぶどう組さんからお手紙をいただきました。
シェードを付けて過ごしやすくなった部屋はどうやら「いちご組」と「メロン組」だったんですね。この2組はもう少し下の年齢だった為、いちご組のお友達が代筆してくれたようです。

まさかお手紙をもらえるなんて思っていなかったので、施工メンバー全員、ちょっとうるっとしてしまいました。
こちらこそ「ありがとうございました」

大谷保育園へのシェード設置報告は以上です。とても喜んでもらえたと思います。
山形こどもSDGs研究所は様々なプロジェクトを通して、未来を担う子供たちを守り、そして環境問題についての学びを与えることを目的としています。引き続き活動をしてまいりますので応援よろしくお願いします。

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