世界で注目される「再生可能エネルギー」について知ろう
再生可能エネルギー(再エネ)の文字を目にしたことのある方は多いでしょう。
では、それは何のことでしょう?
子ども達に再エネのことを聞かれても分かりやすく伝えられるように、再生可能エネルギーの特徴や種類などをまとめてみました。
ご参考になりましたら幸いです。
再生可能エネルギーとは?
再生可能エネルギー(Renewable Energy)とは、石油や石炭、天然ガスといった有限な資源である化石エネルギーとは違い、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなどの地球資源の一部で、自然界に常に存在し、永続的に利用できるエネルギーのことです。
再生可能エネルギーの3つの特徴
再エネの大きな特徴は、3つあります。
1. 枯渇しない
2. どこにでも存在する
3. CO2(温室効果ガス)を排出しない
再生可能エネルギーの種類
上記の3つの特徴を持った再生可能エネルギーには、さまざまな種類があります。
太陽光発電
太陽の光をパネルに当てて発電する方法です。
自然エネルギーの中では最も発電量が多いそうです。水力発電
水車などを回転させて発電する方法です。
日本では田んぼのそばなどで昔から盛んに行われてきました。バイオマス発電
動植物から生まれた資源を利用して発電する方法です。
廃棄物の再利用や減少にもつながりSDGs的にも推進されています。風力発電
風車の回転エネルギーを利用して発電する方法です。
オランダの風車をイメージしますが、日本の風力発電機はプロペラ型が主流です。風の強さに応じて羽根の角度や風車の向きを自動的に調整して、効率的に発電します。地熱発電
地下のマグマの熱エネルギーを利用して発電する方法です。
地中深くから取り出した蒸気で直接タービンを回し発電するので、地熱発電では地球がボイラーの役目を果たしていると言えるでしょう。波力発電(はりょくはつでん)
主に主に海水などの波のエネルギーを利用して発電する発電する方法です。
海に囲まれた日本では、太陽光などに比べ安定的な電力を得られると期待されていて、普及に向けて沖縄のOISTでも研究が進められています。
以上、再生可能エネルギーの特徴や種類についてお伝えしました。
再生可能エネルギーは、自然界にあるエネルギーを利用して発電するので、安全に発電することができ、枯渇することもなく、燃焼による二酸化炭素などの温室効果ガスもほとんど排出しないというメリットがあります。
持続可能な社会への移行に必要なエネルギーと言えるでしょう。
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