見出し画像

事業アイデアの種を見つけるインプット方法

シンチャオ!

20代後半に突入すると、「自分で何か事業をやってみたい」と思う人が多くなってきては、「事業アイデアを見つける方法」に苦労する人が多い印象です。

最近ですが、知人に多く聞かれる質問として、

「新規事業をどうやって考えているか?」

と聞かれることが増えてきました。数少ない知人としかつながっていないInstagramのストーリー上で事業に関する情報を更新していると、ちらほらと質問を頂けるようになりました。

確かに、自分もこれについては悩んでいるし、今でも明確な方法というのはありませんが、「事業の種となるアイデアを生み出すための情報のインプットをどのように自分の中で消化しているのか」については、体型化できつつあるので、振り返りと新たなインプット手段の発掘を目的に、書いていきます。

要素分解による具体化、パターン化による抽象化

よくあるインプットの仕方として、下記のような手段がありますよね。

・Webメディアで情報収集
・経済ニュースを見てみる
・SNSで情報商材を買ってしまう
・読書

しかし、やみくもに情報をインプットしたところで、各情報が、「何に関するどのような情報だったのか」を理解して記憶できずに、アウトプットの質が極めて悪くなります。アウトプットの品質を下げる要因は、インプットの質にあり、質を下げないためには、インプットした情報を脳内で時短で整理することが重要になります。

※本記事の内容で出てくるアウトプットとは、インプットした情報を自分なりに解釈して自分の中での仮設的答えを出すことを指してます。※

では、どのようにしてインプットの質を向上していくのでしょうか。

考え方としては、具体化⇔抽象化の作業を行います。例えばですが、経済ニュースで「〇〇会社が5,000万円のエクイティファイナンスを行った」とします。このときに、何を価値(=ビジネスモデルの形態)に、どのような形式でマネタイズを行っているのかを簡単に分解します。

これが具体化です。

具体化できたら、今度は抽象化を行います。抽象化とは事前にパターン化したビジネスモデルの型とマネタイズ形式の型にあてはめます。

一度分解した事業情報を、抽象化されたパターンに再度集約するのです。

これが抽象化です。

こうすることで、単なる情報をそのままインプットするのではなく、整理された情報としてインプットが可能になります。

とは言え、ビジネスモデルの型とマネタイズの型に正解はないですし、この2つ以外にも検討するべき重要な事があるかもしれません。

ただ、前提として、情報を集約できる"ハコ"を脳内でもっておくことが極めて重要なのです。

この"ハコ"を持つ重要性は、ビジネス上での価値としても成立しています。例えば、広告媒体集約ツール(アドテク)、小売店舗における来店~決済における顧客情報の集約化などは、情報整理と情報活用の面倒さを解消しているようなプロダクトになるわけです。

ちなみにですが。上記の様なビジネスがDX事業の分類の中でも「データアグリーケーション」の形態に分類されます。トリガーとしては、API開放及びクラウドコンピューティング技術の発展、顧客基盤共創によるデータベースの価値最大化、などです。この形式の事業は、各サービスの情報登録がバラバラで管理と使用が面倒であった部分を、データを集約することで利便性を追求するようなモデルです。代表例は、free、ラクスルあたりですね。ラクスルに関しては、マーケットプレイス型の中でも....(長くなるので割愛)

という感じで、"ハコ"が必要になるわけですが、このハコを構築するための情報のインプットがまず必要になるわけです。ただ、このインプットは簡単です。

という感じで1500文字を超えたので今日はここまでです。

実際のインプット内容と、インプットした情報でどのような"ハコ"があるのかは、またの記事で解説していきます。

それでは、カモーン!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?