文系vs理系 論争


文系と理系ってどちらの方が社会の役に立ってるの??

答えはシンプル。両方です。というかどちらも欠けてはならない存在です!

まずは文系と理系の意義を例で示していきたい。

【文系】目的地の記された海図
【理系】船、エンジン

文系はこれまでの歴史・法律の背景を読み取り、個人や社会そして国家の進むべき方向を探求するカテゴリーだと考えます。

理系はこれまでの数学・技術を理解し、目的達成の手段を創造するカテゴリーだと考えます。

ナチスドイツの時代にはドイツ国内にとても優秀な技術者がたくさんおり、国にとって有益なものが数多く創られてきましたが、その技術の使い方を誤り、ユダヤ人虐殺という凄惨な結果を招いてしまいました。
この歴史から学ぶべき教訓はどんなに素晴らしい技術も使い方次第で猛毒になり得るということです。

私はそもそも文系理系と2項対立で考えるやり方はあまり好みではありませんが、一度極端に考えることで見える景色も違ってくるのであえて極端に考えてみる。

【文系だけを学んだ人】
進むべき方向は分かるが進む手段が分からない

【理系だけを学んだ人】
進む手段は分かるが進むべき方向が分からない

今の日本の経営者は文系だけを勉強してきた、いわゆる文系出身が多いようです。確かに経営者は会社の進むべき方向が分かる人たちであるが、逆にどのように進んだらよいか分からない人が多いように思う!分からない領域は技術のスペシャリストに丸投げというケースはけっこうあったりするんですがあまりにも現実的でないプランや机上の空論のようなことを経営者が言い出すと目的を達成することは非常に困難になります。

つまり、私が強く主張したいのは
『進むべき方向と進む手段を両方理解できる人』
になってくださいということ!
文系とか理系とかで勝手に線引きして自分の専門外のことは勉強しないのは非常にもったいない。

ハイブリッド型になりましょお!!
両方やるとめちゃくちゃ楽しいですよ!!

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