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『山』の魅力

4ヶ月ほど前に山へ登ってみたいという欲求を抑えきれなくなり、富士山に登ってみた。
もともと山には不思議な魅力・魔力を感じていて、見てるだけで自然の懐の広さ、人間個人のちっぽけさを感じずにはいられなかった。

初めての登山だったが正直登っている過程では
「はやくこんな時間終わってしまええ」と
心の中で連呼していた。
しかし、いざ登頂すると朝焼けのオレンジ、
空の碧、そして濃度の異なる雲の三原色に包まれ、下界のノイズが一切入り込まない世界が眼前に飛び込み、深く感動を覚えた。
これが本来の自然なんかなあって、、、

下山の際は頂上で見たシンプルな三原色が
徐々に変化し、人間が自然に手を加えてできた建物や構築物が姿を表す。

ここでハッと気づく、、、
これまで感じでいた山の魅力はその
『不変性・不動性』にあるのではないかと。

今の現代社会において人は立場や保身によって意見をコロコロ変えることが多いように思える。
情報も信頼性のある・ないに関わらずドバドバ入ってくる。
このような変化の著しい環境において本当に変わらない自分の不変的なものってなんだろう?

おそらくこの不変的なものが自分の中だけの絶対尺度であり、自分たらしめている『山』なんじゃないだろうか。

ぼくは自分の中の『山』を深く知っていこうと思った。




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