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マインクラフト スカルクセンサー基本回路(Java版)

スカルクセンサーは周囲の動き(振動)を検知する画期的なブロックです。
コンパレーターと一緒に使うと、検知した振動を動力に変換することができます。
つまりスカルクセンサーとコンパレーターで、特定の動きをした場合に作動する回路を作ることができます。

ここではスカルクセンサーを利用するための基本的な回路を紹介します。

これが完成したスクルクセンサーの基本的な回路です。ディスペンサーにアイテムを収納する数で、検知する振動を調整できるので、どの振動にも対応可能です。
簡単に言うと、スカルクセンサーが検知時に出る動力から、ディスペンサーから出力される動力を減算して、レベル1の動力だった場合にのみ、ONになる回路です。

(スカルクセンサーが検知時に出る動力) - (ディスペンサーから出力される動力) = 1

スカルクセンサーが検知時に出る動力

レベル 検知する動き(振動)
1 エンティティが歩く
2 コウモリなどのエンティティが羽で飛ぶ
3 エンティティが泳ぐ
4 エリトラで水中にもぐる
5 エンティティが高い場所から落ちる
6 鐘を鳴らす
6 エンティティが浮き上がる
6 オオカミが水を振りはらう
7 飛び道具が発射される
8 飛び道具が何かに当たる
8 プレイヤーが食べ終わる
8 ほかのエンティティによってエンティティがダメージを受ける
9 防具立てに装備を装着させる
10 ドア、トラップドアおよびフェンスゲートが閉まる
10 レバーがオフになる
10 ボタンが押されていない状態に戻る
10 トリップワイヤーが何も引っ掛かっていない状態に戻る
10 ディスペンサーからアイテムが発射される
11 ドア、トラップドアおよびフェンスゲートが開く
11 レバーがオンになる
11 ボタンが押される
11 トリップワイヤーに何かが引っ掛かる
12 ブロックが置かれる
12 バケツから中身を出す
12 火打石と打ち金を使用する
13 ブロックが壊れる
13 バケツで液体をすくう
14 プレイヤーが釣り竿を巻く
14 チェストなどの容器が閉じる
14 ピストンがピストンヘッドを引く
15 角笛を吹く
15 釣り竿を投げる
15 チェストなどの容器が開く
15 何かが爆発する
15 雷が落ちる
15 ピストンヘッドがのびる

出典


ディスペンサーから出力される動力

レベル 収納
0 なし
1 1アイテム
2 42アイテム
3 1スタック+19アイテム
4 1スタック+60アイテム
5 2スタック+37アイテム
6 3スタック+14アイテム
7 3スタック+55アイテム
8 4スタック+32アイテム
9 5スタック+10アイテム
10 5スタック+51アイテム
11 6スタック+28アイテム
12 7スタック+5アイテム
13 7スタック+46アイテム
14 8スタック+23アイテム
15 9スタック

※9個の枠がある収納ブロックであればどれでも同じです。
※ホッパーの方が収納する数は少なくできますが、ホッパーを使うと負荷がかかり重くなります。

出典

何も考えず使いたい方はここまでで良いです。検知したい振動に合わせてディスペンサーの内容を変えてください。
お疲れさまでした。

ここからはこの回路の細かい構造を解説していきます。

まずスカルクセンサーはコンパレーターを隣に置くことで検知した振動を動力に変換できます。
ただスカルクセンサーは振動を検知するとカラカラとうるさい音を立てるので使いづらいです。
そのため水につけて音の発生を防ぎます。水中にあっても検知には問題ありません。

スカルクセンサーを水につけると周りをブロックで囲みますので、動力をどうやって取得するのかと不思議に思うでしょう。
ここではコンパレーター特性を利用します。

コンパレーターは三角形の底面が不透過ブロックの場合、更に後ろにあるものを動力に変換することができます。
なので不透過ブロックをはさんでコンパレーターとスカルクセンサーを繋ぐことができるのです。

またコンパレーターは三角形の底面にある収納ブロックの積載量の比率によってレベル1~15の動力を出力できます。

コンパレーターを一回押すと三角形の頂点が光ります。この状態を減算モードといい、三角形の底面からの動力を、側面からの動力で引き算をします。
引き算をした残りの動力が、三角形の頂点から出力されます。(側面の方が大きい場合は何も出力されません)

この減算モードを使ってスカルクセンサーで検知したい振動のレベルから減算して結果がレベル1以上になるように調整します。

次に減算した結果がレベル1だった場合と、レベル1より大きい場合の回路を作ります。

コンパレーターは、三角形の頂点が不透過ブロックの場合、更に先にあるものに、動力を弱めずに同じレベルで伝えます。
もちろん不透過ブロックにも動力は流れています。
この特性とレッドストーントーチを使い減算結果がレベル1の場合にのみONになる回路を作ります。

スカルクセンサーがOFF、または検知したい振動の動力以下だった場合、動力は流れず出力はOFFになる。

流れた動力がレベル1だった場合、出力がONになる。

流れた動力がレベル1より大きい場合、出力はOFFになる。

これがスカルクセンサーの基本回路です。


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